明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
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父とプロレス
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2009-06-28
今日はちょっと美味しそうな刺身を買ったので、早々に飲み始める。友人の演芸、プロレス好きミュージシャンのTさんと、先日リング上で亡くなったプロレスラー三沢光晴についてメールでやりとりをしていた。同い年で、会場でノアの試合を観ていたTさんは、三沢の死について、いまだに気持ちが吹っ切れず、今日は全日時代の、馬場還暦の頃のビデオを観ていたらしい。三沢光晴という選手は、力道山の頃からプロレスを(主にTVで)観てきた私に、プロレスはこれだ、というものを観せてくれた選手であった。 そうこうして、いい気持ちで、インターネットでジャンボ鶴田VSハリー・レイスの懐かしい映像を観る。この時代はまだ、技と技の間に間があった時代である。 父との共通の話題はプロレスしかなく、この頃はビデオの操作が出来ない父のために、よく録画して渡していた。最後の入院の頃、新日本プロレスのレフェリーが、内情を暴露した本を出し、Tさんに借りて父に読ませたのを思い出した。猪木派の父にしてみれば、目を覆うが如くの内容であり、直後に亡くなったことを思えばよけいなことをしたかな、と思うが、多くのまっとうなプロレスファン同様、その本は無視していた。 大晦日に格闘技戦などあると、終ったとたん入院先から電話がかかり、ひとしきり話したものである。父がおそらく猪木の次に好きだった前田日明が『前田日明がプロレスを壊した』なんて言われるけど、そうじゃない、アントニオ猪木が壊したんですよ。タッキーとやった時点で、観客もガッカリしたし、選手もガッカリしたし、俺も涙が出るほど悔しかったよ。猪木さんが何を、金のためにこんなことしてんの』とインタビューで答えていた。私は猪木は、そういうタイプだと昔から踏んでいたので嫌いだったのだが、暴露本について何もいわなかった父が、猪木対タッキー戦を知らずに逝ったのは幸せであった。 東京ドームや武道館など、何度か父と行ったが、見渡しても、こんな老人はいなかった。力道山を“リキさん”という、昭和2年生まれで、戦後の外人=悪役時代を経てなお、最後までプロレス好きだった父は、保守的で面白くも可笑しくもないと思っていたが、実は変わり者だったのかもしれない。私がTVでしか観たことがない国際プロレスを、観たことある、と父が口を滑らせたのは、すっかり痩せた父をマッサージしている時であった。それこそ「聞いてないよ」である。私は猪木派の父のために、馬場派であることを隠し、それを知らずに父は逝ったと何度か書いたが、プロレスしか共通話題のない、訳の判らない物ばかり作っている息子に、気を使っていたのは、むしろ父の方ではなかったか、と思ったら5年前に亡くなった父を思い出しシミジミとした。 父が初めて入院した頃、昔、お笑い番組を観て、大笑いする私と母を馬鹿にしていた父が、唯一笑っていたのが林家三平で、落ち込む父にテープでも聴かせてやりたいといったら、それまで親しくもなかったTさんが、忘れずにダビングしてくれ、Tさんとは、それからの付き合いなんだ、と思い出したらホンの少々泣けた。葬式の時には1滴も泣かなかった私が、ジャンボ鶴田のフロント・スープレックスを観ながら。
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