明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



アダージョ8月号のロケ場所が決まる。  以前も書いたが、人物に縁があり(たいして無い場合もあるが)特集される都営地下鉄駅に近い撮影場所を探すのに、インターネットは実に有り難い。今では、よほどのことが無い限り、現場に出かけることなく決める。その間、関連したキーワードをひたすら検索し続けている。今回は早々に、人物にちなんだ場所を見つけたが、最寄が都営線の駅かというと、少々怪しかった。そこで本日、作品に登場する場所を見つけ、ここなら画になり問題もないと、一度は関係各位に報告したが、引っかかっていたのは、この場所なら、もっと相応しい人物がいそうだし、私としては“普通過ぎる”。いや、普通で悪いことはないし、今月25日配布号が、かなりの変化球を使ったので、次の人物はギミックなど使わず、直球で行きたいと考えていたので、充分なのだが、人物を直球でいくぶん、背景にもう一つ、何かが欲しかった。そう考えた矢先、この人物以外に使いようがない場所を見つけた。歴史その他調べるほど、ここ以外にない。特集予定の都営地下鉄駅より、直線距離にして5、6百メートルと、その点も申し分ない。編集長からも「どんぴしゃ」だとの返信。この場所の良いところは、人物の年代、服装など、選択の余地がある、ということである。それを踏まえて制作することにする。  ネットオークションで落札した資料用書籍、煙草臭くて閉口す。

過去の雑記
HOME 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )