明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



資料館に行き用事を済ませる。相変わらず資料館通りは人通りが多い。そういえば歩いて行ける会場での個展は初めてだな、と思いながら通りを行くと、鶏肉店があり、中でおばさんがさばいている。店頭で焼き鳥を焼きながら売っており、前のテーブルで客が食べていたので、私も腹が空いていたので食べていると、後から来たグループが近くのコンビニでビールを買い、飲みながら食べ始めた。これで個展会場で退屈した場合の待避場所をまず一カ所確保した。そもそも腹の中の企みを、できるだけ出してみせよう、というのが個展である。結構恥ずかしいので、ちょっとくらいひっかけたいものである。だいたい“石塚公昭の世界”の世界がかなり恥ずかしい。私が付けたのではない、とこの場でいっておこう。それを考えた担当者は休みであったが、刺青が入った三島は展示が不可ってことは?と聞いてみたら「アリだと思います」との返事。この職員Nさんは付き合いが長いのだが、昔からなかなかチャレンジャーである。来週中には着彩を済ませ、女刺青師に唐獅子牡丹を描いてもらいたい。番傘に着流しの四人組が、スペースを空けて先生の登場を待っている。白いコロナは構図的に合わずに止めたけれど。

深川の人形作家 石塚公昭の世界展

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『タウン誌深川』“常連席にて日が暮れる”第4回 



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