明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



風に流され、予定の着地点からずれる、などということはよくあることで、当ブログなど、書き始めから横道にそれ、違うことを書いて終わる、などは茶飯事である。来年の個展に向け制作中であるが『寒山拾得展』が適切といえるのだろうか?昔は中国土産の定番として寒山寺の拓本の寒山拾得は掛け軸として旧家の床の間にぶら下がっていたようで、森鴎外邸にもあったようである。そんな時代ならまだしも。何のことやら判らないだろう。 まだ何も作っていない物を含め、今の所予定しているのは『寒山拾得図』『豊干禅師像』『虎渓三笑図』『一休宗純像』『臨済義玄像』『琴高仙人図』『蝦蟇仙人図』『鉄拐仙人図』『慧可断臂図』さらに私が『龍虎図』を作ることを果たして我慢出来るだろうか? いずれにしても、今年の正月、まだ金魚を眺めながら、何かが降りて来るのただ待っていた私に、このラインナップを突きつけても、半分以上何をいっているのか判らないだろう。

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