明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



作りたい物は、常にサメの歯のように後ろに並んで順番を待っている。それは何か食べたくなる時、頭で考えなくとも、鼻の奥にイメージが湧くのと一緒である。幼い頃頭に浮かんだイメージは何処へ消えて行ってしまうのか?次に思ったのはそのイメージは何処から来るのか。気の利いた大人でもいれば、「食べたい物は頭で考えなくとも自然に浮かぶだろ?あれと一緒」。とかいってくれたかもしれない。 一昨日テレビで始めて知った『見性成仏』(けんしょうじようぶつ)という言葉。(本来もっている自分の本性・仏心を見きわめて悟ること。すべての人が本来的に仏であることが体感としてつかみうることをいう。▽仏教語。特に禅宗の語。「見性」は自己の本性を見きわめること。gooより) 私は結局、私の正体がずっと知りたかったのであろう。ここへ来て現在のモチーフに至ったのも偶然ではないだろう。

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