明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  



コンビで描かれることが多い蝦蟇と鉄拐仙人は、寒山拾得の難航中いるうちに始めててしまった道釈画のモチーフの一つである。しかし制作が進むと、仙人はスケジュール的にも保留にしおこうかと思ったりしたが『蝦蟇鉄拐図』ということにして二人で一カットにするか、と考えた。重なっていれば作らないで済む部分も多くなる。しかしいつになくポーズらしいポーズを付けて作っていると、今度は作った所は見せたくなる。それぞれ1カットにしたくなって来た。二人で一カットにしても重ならないようにしよう。それに口から分身を噴き出しているのに対応させ、衣を風にたなびかせたくなった。対する蝦蟇仙人は無風状態で、呑気に巨大なガマガエルを頭に乗せている。後で考えよう。 ドラマ『おいしい給食』を観る。学校給食に異常に執着し、そのために教師をやっている男。原因は母親の作る食事が不味すぎるからだそうである。揚げパンがどうの焼きそばがどうの、と興奮しドタバタする様は、教室の生徒には見えていないかのようである。フト、私のブログもハタから見るとあんな風に見えているのではないのか?



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