明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近根を詰めすぎたか、腰痛をかばうせいだろう。寝違えたように、肋骨辺りが痛い。主導権を握っている、へそ下三寸に居るもう一人の私も、所詮私の身体のウチに在る。一日寝床で資料を読むことにした。 人物を作る場合、見た目だけ似せても届かないものがある。しかしターゲットの人物を知ろうとすれば、関係の深い人物のことも目に入る。目に入ろうと、そちらの方向に入り込んではならない。まずは作りかけの人物を完成してからである。出来るだけ先の予定は立てないように心がけること。 そうはいっても、向こうから飛び込んで来るのは交通事故の如しで避けがたい。私は運転免許を持っていないが、おかげで人を轢き殺す可能性はない、と本気で安心して来たが、事故を避けるのなら読書は止めろ、ということになる。しかしどう考えても、これを作るのは私しかいないだろう、という物が目に入ってしまった。へそ下三寸が起動するのをまずは抑えるため本を閉じた。


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