尊富士新入幕で優勝!上半身がごついが、膝から下の感じが輪島を思い出す。親方、伊勢ヶ浜の旭富士ファンであったから余計に嬉しい。 半僧坊が登場するエピソードは後醍醐天皇の皇子である無文禅師が元王朝時代の中国に渡る。当時の国教はラマ教だったそうで、大陸で旧来の仏教を伝えるのは禅宗だけだったという。7年の修行を終え、帰国の途上、東シナ海で嵐にあい、禅師が一心に経を唱えていると身の丈3メートルの偉人が現れ船を導き、無事に帰国する。 無文禅師は、日本の船で帰国したのか、あるいは元の船だったのか。最近は遣唐使、遣隋使などの船が模型やCGで再現されているようだが、記録が残っているのか、調べて判るのかすら判らない。 何故知りたいかというと、半僧坊が、船のへ先か帆柱の先にすっくと立ち、嵐の中、刀印を結び霊力を発している画が浮かんだからである。船全体はともかく、へ先や帆柱の先だけならと思ったのだが。 ヘソ下三寸の私が作る、と突然盛り上がるのは良いが、考える私はいい加減なことは出来ない、と常に悩まされる。この二種類の私のコンビにより私の作品は作られている。
| Trackback ( 0 )
|