帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

男の子みたいな・・・

2007年04月23日 | 研究-教育・育児

というのが家の娘でしょうか?

今年の卒業で一人の部員もいなくなった女子陸上部にたった一人で入りました。 
昨日はなんかご機嫌斜めなので、「どしたの?」と聞くと、「本当に女のベタベタした感じは嫌だ、大嫌いなんだよ!」とは娘の言葉。

女性独特の感覚がどうも娘は会わないようで、このあたりは家内と瓜二つです。

「あちゃー・・・・強く育てすぎたか・・・・・」 (--;)

この子も上の子に似て単独で判断し行動するタイプなので、問題を起こすなら不良タイプです、だからひねくれると手のつけようがなくなるのが容易に想像できる。  恐怖! (@@;)

なんか、上の子といい、下の子といい、何で家の子はこうなんだー?

家の子の特徴は幼い頃から「おとなしい子ですねー」といわれること。
実はこの大人しいというのが結構曲者。

大人しいのは気が強い事が根底に有るわけで、ビービー泣いたりわめくほうが気の弱い子である事が多いのです。

歩くようになってから小学校低学年までは、私がよく叱る事もあって、人の顔色を伺う事が多く、学校では余り自分を主張しない存在という感じです。

ところが高学年から中学に入ると(第二次反抗期)になると、それまで抑えられていたものが一気に噴出するように伸びてきて? それ自体は良いのですが、勢いあまっていろいろな事をやらかしてくれます。

注意:勘違いしないでもらいたいのは、叱る事で親の顔を見ることは、表情から人の心を読み取る為の対人関係構築の為の貴重な教育です。 
上の子も下の子も、きちんと叱られ、私の顔色を見て育ってますので、当然の事ながら人の感情を読み取る事が得意。
まあ、上の子はそれをよくない方向へ思いっきり使ってましたが・・・・

上の子には「自分だけが落ちこぼれ」なんだという、よくわからないひねくれがそこに有りまして(本人の弁)、それも非行へ走るきっかけだったわけです。
というのは、親類一同、親が頭脳職(世間では一応そうなっていますが、実際は???ですが)といわれる仕事についていることや、その子達(息子と同じ年くらいで女の子ばかり)が、その時はみんな優秀でしたから、どうしても比較されやすく、それに対する反抗心やら劣等感やらが混ざって全く勉強しませんでした。

当然にそこから成績不振、勉強なんてしたくない、学校バカやろう(学校とのいさかいは以前書いたと思います)等々が重なって一気に悪い方向へ”成長?”をしてくれたわけです (^^;)

まあ、私自身にも、大事なときに家の主導権を家内に渡しっぱなしだったりとか、甘いところがあるなどの大きな問題点が有った事は否めません。

現在上の子はそういったものをすべて卒業し、逆に中学から何一つ勉強してこなかった反動か(私はけして子供に勉強しろと口にしません)、大学の勉強が面白くて仕方ないようで、途中でもっとレベルの高いところに編入していいか? と聞いてくる状態ですから、これには私も驚かされました。
まあいつまで続くのか、本心がどこにあるのかは分かりませんが、悪い事ではないので歓迎すべき事だと思っています。

さて、いまは娘が完璧な反抗期まっただなかですから、なかなか難しい、とにかくどう考えてもこちらが正しいのに必ず一度は言い返しますし、間違っていようが構わず自分の考えをはっきりと口にします。
途中で笑い出しそうになるのですが、それはそれでまた、その親の姿をみては怒り出すしまつ。

男の子に比べて、女の子のほうが非行等に走る比率がすくなく、また女の子の場合は家庭不和などの大きな要因が無い限りは起きにくいのでそうは心配していませんが。

この気の強さが災いしなければいいんだけど・・・・と思うわけです。