帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

正しく叱る方法 予備知識 その2

2008年04月23日 | Weblog

 

ほめて育てる、叱らない教育という恐怖の教育は、この一番初めになさね
ばならない人格形成という概念を排除してしまい、そのまま社会に出してし
まうわけですから、社会観点からの叱るという行為など適切に出来るわけも
無い人間がどんどんと出てきてしまう。

 

そもそもは叱るという感情に絡んだものを経験させないことがその人間の怒
りを制御する事そのものを学ばせないということ
でもありますから。

それが今のような不可解な犯罪を犯す子供たちをつくりだしているわけで
す。

ここでまず頭に入れておいてもらいたいのは、

この叱るという行動そのものが、実は人の持つ怒りの制御そのものであると
いうこと。

人は叱ると言う行為をとおして、怒りを制御する事そのものを子供に受け継
がせている
のだということなのですね。

叱るという行為がなぜあるかという大本をたどれば、それは生きていく為の
基本ルールと危険から実を守るために有るわけで。

そうであるなら、まず基本となる叱るをうけ、その後で成長にともなった発
展した形としての社会という観点からの叱るを覚えねば、いったい何を基に
叱るのかすら分からない人間になるし。

何より恐ろしいのが、自分は一体なんでしかられているのかという簡単なこ
とさえ分からない人間になってしまうわけです。

叱るは大本が怒り、故に十分に叱るという経験を経ないと全て自分への攻撃
としか受け止められなくなる。

上司に叱られて逆恨みして会社に放火した、知り合いに叱られてパニックに
なり人を刺し殺した、親にしかられて棄てられたと思ったから親を撲殺した
等、先生に叱られたから憂動物小屋の生き物の首を全て跳ね飛ばした、これ
すべてなぜ他人の叱るがなぜあるのかということがまったく理解出来ないこ
とが、自分への攻撃という認識と、相手の心を理解できないことによる恐怖
と結びついておきたことなのです。

 

 

予備編終わり 明日は本編へ 

とても簡単ですよ (^^)