帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

伝書鳩

2008年04月11日 | Weblog
伝書鳩

昨日の朝のことですが、敷地に伝書鳩の死骸が有りました。
職場の空を時折舞っている大鷹にやられたのですね、
こうした事が年に何度もあります。

見つけたのは昨日の早朝、車をおりて、近くによると足に登録番号らしきものと、
所有者の名前と電話番号を書いたものが取り付けられていました。

一瞬取り外して持ち主に連絡しようとはおもいましたが、以前これで非常に嫌な目にあったことがあり、それ以降まったく無視し続けています。

案の定今日の朝には有りませんでしたから、猫か他の動物のえさになったのだと思います。

ほんとうなら連絡してあげたいのですが・・・・

数年前に同じような事があり、その気に血まみれの鳩から、指先を同じく血に染めながら登録票をはずし、持ち主の所に連絡をしたことがあります。

可愛がっていた鳩であろうという思いから、とにかく最後の連絡だけはしなければならないと思ったわけえですが。
そのとき電話のむこうから返されてきた言葉は次のようなものでした。

相手:「はいはいはい、ああそうですか、それじゃ・・・・」

僕:「ちょっと待ってください、遺骸はどうしましょうか?」

相手:「ああ、適当に処分してください」

僕:「認識票が有るのですが・・・」

相手:「ああそうですか、それじゃ」

ガチャンというわけです。

まがいなりにも一つの命が消えた、私は連絡した、それに対しての応答がこれでは、なぜ自分は連絡したのか? 何のために認識票がついているのか?

電話の後もちろん私はこの鳩を自分なりに丁寧にほうむりましたが、その後にこみ上げてくる怒り、可愛がっていたのではないのか? 

それ以降、同じような姿を見たとしても、野生の鳩と同じく、自然のルールの一つとして考え、成り行きに任せることにしています。

本当は辛いのですが・・・