午後2時頃から空に出来上がったでっかい積乱雲。
「こりゃ~帰る頃には一雨来るな~」とワクワク状態の僕。
というのは、毎年 雷雨の中を全身ずぶ濡れのまま突っ切って家に帰るのが慣わし?
暑い大気に大粒の雨が混ざるとむっとした蒸気に変わり、その中をバイクで走ると
夏だな~と全身で感じるわけで、これが大好きなんですね。
わずか30分程度の時間が、まるで一夏に匹敵するほどの季節感を与えてくれる。
そんなわけで、仕事が終わろうとしていたのですが、若衆が僕の部屋にやってきた。
なんか言いたそうなので「どうした?」と聞くと、「お願いがあるんですが・・・・・」と言い出した。
「なんだなんだ? 又甘ったれじゃないだろうな?」と思いつつ用件を聞くと、
やっぱり・・・・・
なんでもヘリポートサイドにある、でかい航空機用消化器に大アシナガバチが直径25cm位の巣を造ったとか。
で、”怖いので何とかしてくれ”と言うのですね
以前、この蜂の駆除で3カ所同時に指された記憶を頭の中に引っかけながら、思わず苦笑。
「お前らな~砲爆のなかで、弾を避けて前進するのが仕事だろ」 と言いたいのをこらえて、
分かったよと 一言。
すると困ったような顔から手のひら返したように笑顔になり、それを見て、内心は爆笑しそうなのをこらえる僕。
巣の駆除そのものは簡単で専用の殺虫スプレーをぶっかけて巣を取り去れば完了。
ところが巣がでっかくなり、500~800匹くらいいる兵隊(蜂)がいるような状態だと、駆除の
最中に飛んでくるのがやっかい。
明日にでもやるか・・・・・・と思っていたら、丁度草刈り業者の人間が来たので、状況聞いたら
知らなかった、で駆除しますよとのこと。
なんでも、超強力な専用スプレーがあるとかで、こっちも無駄なお金使わなくて済むのでお任せ。
さて、そんなんで、帰宅の途についたわけなんですが、ゴロゴロ言っている割にはなかなか雨が
降ってこない。
おいおい肩すかしか~と思っていたら、来ました。
「ひゃっほ~!」と言い出しそうになるのをこらえながら爆雨をまちますが、あれれ?
ズボンが全体に濡れる程度のところで上がって来てしまった・・・・・
ふむむむ・・・・・ この程度じゃ虹も見れないし・・・・・
と結局くすぶったまま自宅に到着。
あ~あ 残念の一言の僕でした。