帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ペルチェ式冷蔵庫の修理

2012年09月24日 | Weblog

なにげに家の玄関に置かれていた、小型のペルチェ式冷蔵庫。 

息子がもらって?使っていたものらしくて、一応値段が1万五千円位(実売八〇〇〇円)するしなものなのですが、

どうしたの?と聞くと壊れたとのこと。 

結構中に入る物で、捨てるには勿体なすぎる。

「え?捨てるの?」 そんじゃ、へいへいという感じでゴッツアンです! 

で、早速修理開始。

裏蓋を開けるとこんな感じですが、なんだこりゃ?というのが正直なところ。

制御基盤が右上に一枚、構成はスイッチング電源部と定電圧&定電流制御?

なんか無駄なものが付いているような気も・・・・・変な基盤だ。

12Vの入力もこの冷蔵庫は出来るのだけど、外部からの12Vはこの基盤には一切行かずに直接スイッチを通ってフアンと冷却用ペルチェ素子に行っている。

多分車での使用を想定しているのだと思うけど、だとすると、こんなに仰々しい基盤は不要なんだけどな~ 本来・・・・・ 

 

全く動作しないので、まず疑うはヒューズ。

写真の黒い筒のような 125度Cと書いてあるのがそれで温度ヒューズというやつ。

電子テスターで抵抗を測ると、ヒューズは生きている。

となると、後は基盤の故障で、直すのが厄介になるのだけど、どうしょうかな~ 

一応、基盤やその他の配線をチェックしてみようかと・・・・、すると「あれ?なんだこりゃ?」

電源コードを差し込むプラグ部分に変なものが付いている。

 

拡大したのがこれ、白い矢印の部分

 

あ~らら! さすが中国製だよね、この程度の品質なんですよ、中国製品は。

実はこれ、プラグコードの差し込み部分に本来付いている筈の接続金具が抜けてしまったんですね、いかにいい加減に造ってあるか?というのがすぐに分かる。

コードはこれで、金具が見事にない。

 

原因分かれば、この金具をラジオペンチで抜き抜き。

これが壊れて取れていた金具

 

問題はこの後。

新しいコードを買ってくるか?、もしくは全くお金をかけずに修理するか?の選択。

答えは当然に無料修理でしょ。 

単純にコードが抜き差し出来なくてもOKなので、ダイレクト接続します。

この部分に二度と故障が起きないように、するわけです。

本体のコネクタを切りはなち、こうして配線を接続します。

*注意 これを真似して起きた事故や損害などは一切保証しませんので、やるなら自己責任で、

また 何でも人のせいにする方は、素直に新しいコードを買って下さい。

 

通した配線はこうして結んで、接続部分に無理な力が加わらないようにすれば終わり。

後は元通りに組み立て直して、ハイ修理完了! 

 

息子が帰ってきたので、冷蔵庫直したよ! というと、「新しいの(大きなやつ)買ったよ」との返答。

およよ! せっかく直したのに (笑)

まあいいか、娘が使うとか、家内がつかうとかなんとか言ってるし、

一人ずつ部屋に冷蔵庫とは、贅沢なものだ(爆笑)