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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

MARTIN FRIEDMAN ON PRINCE

2020-04-20 08:47:44 | M

 Asahi Weeklyの大好きなコラムのひとつにMegadeth で活躍したMartin FriedmanのコラムMarty’s Playlistがある。
 マーティンのギターと同じくらいキレのある文章が楽しめる。

 https://www.youtube.com/watch?v=47wq9W90bAQ

 April 19号では、もうすぐ亡くなって4年目を迎えるPrinceのギター・テクニックについて書いている。
 本日のGetUpEnglishはマーティンのこのコラムから紹介しよう。
 プリンスの大ヒット曲、‟When Doves Cry”について、驚くべきことが書かれていた。

The megahit “When Doves Cry” has some jaw-dropping guitar playing in it.  The intro to “When Doves Cry” starts with this insane guitar lick that sounds like no other intro to a pop song that had ever been recorded before.  It’s truly fresh and innovative.  A piece of trivia on that song:  There is NO BAS in the whole song”  What kind of artist does that - no bass in a pop song?!
 大ヒット曲「ビートに抱かれて」には、のけぞるくらいすごいギター・プレイがいくつか盛り込まれている。超イカしたギター・ソロで始まるが、これはそれまでのポップ・ソングでは聴けなかったもので、実に新鮮で革新的だ。この曲はちょっと面白いことがあって、ベースがまったく使われていない。ポップ・ソングでそんなことができるなんて、プリンスはほんとうにすごいミュージシャンだ。

 jaw droppingは「驚いて開いた口がふさがらないほど」
 insane guitar lickは「イカしたギターの前奏・フレーズ」
 
 “When Doves Cry”は「ベースがまったく使われていない」とのことであるが、これはバスドラムやキーボードでぜんぶ処理しているということだろうか? ちょっと聴きなおしてみよう。

  追記 「この曲で特徴的なのは、80年代のダンスソングでは非常に珍しい、ベースラインの欠落だ。プリンスは後年、もともとベースラインはあったが、歌手のジル・ジョーンズと相談し、あまりにもありきたりだからベースを収録しないことにした、と言っている。」とWikipediaにありました。

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