Asahi Weeklyの大好きなコラムのひとつにMegadeth で活躍したMartin FriedmanのコラムMarty’s Playlistがある。
マーティンのギターと同じくらいキレのある文章が楽しめる。
https://www.youtube.com/watch?v=47wq9W90bAQ
April 19号では、もうすぐ亡くなって4年目を迎えるPrinceのギター・テクニックについて書いている。
本日のGetUpEnglishはマーティンのこのコラムから紹介しよう。
プリンスの大ヒット曲、‟When Doves Cry”について、驚くべきことが書かれていた。
The megahit “When Doves Cry” has some jaw-dropping guitar playing in it. The intro to “When Doves Cry” starts with this insane guitar lick that sounds like no other intro to a pop song that had ever been recorded before. It’s truly fresh and innovative. A piece of trivia on that song: There is NO BAS in the whole song” What kind of artist does that - no bass in a pop song?!
大ヒット曲「ビートに抱かれて」には、のけぞるくらいすごいギター・プレイがいくつか盛り込まれている。超イカしたギター・ソロで始まるが、これはそれまでのポップ・ソングでは聴けなかったもので、実に新鮮で革新的だ。この曲はちょっと面白いことがあって、ベースがまったく使われていない。ポップ・ソングでそんなことができるなんて、プリンスはほんとうにすごいミュージシャンだ。
jaw droppingは「驚いて開いた口がふさがらないほど」
insane guitar lickは「イカしたギターの前奏・フレーズ」
“When Doves Cry”は「ベースがまったく使われていない」とのことであるが、これはバスドラムやキーボードでぜんぶ処理しているということだろうか? ちょっと聴きなおしてみよう。
追記 「この曲で特徴的なのは、80年代のダンスソングでは非常に珍しい、ベースラインの欠落だ。プリンスは後年、もともとベースラインはあったが、歌手のジル・ジョーンズと相談し、あまりにもありきたりだからベースを収録しないことにした、と言っている。」とWikipediaにありました。