確か前も言ったが、今この本というか、タロットのガイドブックを読んでいる。
Alice in Wonderland Tarot Deck and Guidebook
これも前に行ったと思うが、意外どころか、かなり勉強になる。
以下のような英文がある。
The Fool represents someone who, like Alice, is about to follow their curiosity through a lifechanging journey. Wide-eyed, yearning for adventure, and a little naive, The Fool eagerly tumbles down the rabbit hole without much worry about where she’ll end up or what sort of topsy-turvy scenarios she may encounter along the way.
「愚者」のカードを引いた人は、アリスのように好奇心に駆られ、人生を変える旅に飛び込もうとしている。「愚者」はどんな冒険が待っているのかと期待に胸を膨らませて、何も考えずにウサギの穴に飛び込んでしまうのだ。一体どこに行き着くのだろうか、途中でとんでもないことが起こるんじゃないかなんて一切考えない。
is about to follow their curiosity through a lifechanging journey: この表現の訳し方がむずかしいかも。わざわざis about to...(まさに~しようとしている)と言っているので、そのあとのthrough(~を抜けて)とあわせて、「まさにうさぎの穴に飛び込もうとしている」というように訳せばいいだろう。
wide-eyed: 目を大きく開いて。この場合のyearning for adventure(冒険を待ち望んで)を修飾するような言い方だから、「目を開ける」のではなく、「胸を膨らませる」としてもいいだろう。
a little naïve: ちょっと無知な、ちょっと無知な、ちょっと人を疑うことを知らない。であれば、この場合は「何も考えずに」くらいでよいかも。
topsy-turvy scenario(s):めちゃくちゃなことが予想される展開。
「途中でとんでもないことが起こるんじゃないかなんて一切考えない」は「なんて」のあとに点を打ちたくなるが、ここは読んでいる人にスピード感を感じてほしいので、打たなくていいかも。