ウィニフレッド・バード『日本の自然をいただきます 山菜・海藻をさがす旅』(亜紀書房)は、めでたく校了した。
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1102&st=4
日本の自然をいただきます 山菜・海藻をさがす旅
著者 ウィニフレッド・バード/著
上杉 隼人/訳
価格 2,200円(税込)
発売日 2023年3月8日
判型 四六判
製本 並製
頁数 320頁
ISBN 978-4-7505-1782-7
Cコード C0095
だが、「野草・海藻レシピ集」は亜紀書房のサイトから無料ダウンロードで提供するようにするので、それを本体刊行までに訳し、レイアウトデザインし、アップしないといけない。
本日のGetUpEnglishはこの「野草・海藻レシピ集」からひとつレシピを紹介する。
Triple sesame dressing
Gomadare
Serves 4
IngredIents
1 TBS Japanese sesame paste (neri goma) or tahini
1 TBS warm water
¾ tsp honey
1 TBS vegetable oil
1 TBS ground toasted sesame seeds (suri goma)*
½ tsp sesame oil
2 tsp rice vinegar
¾ tsp soy sauce
Large pinch salt
InstructIons
Stir together the sesame paste, honey, and warm water in a small bowl or jar. Add the remaining ingredients and mix well.
note: Although suri goma can be bought in plastic packets, sesame seeds are best freshly toasted and ground. Toast in a small frying pan over medium heat, stirring constantly, until just golden. Crush lightly in an earthenware suribachi mortar or stone mortar (don’t turn them into paste).
ゴマづくしのゴマドレッシング
材料(4人分)
練りゴマまたはタヒニ 大さじ1
温水 大さじ1
蜂蜜 小さじ4分の3
植物油 大さじ1
すりゴマ 大さじ1
ゴマ油 小さじ2分の1
米酢 小さじ2
醤油 小さじ4分の3
塩 多めのひとつまみ
作り方
小さめのボウルまたは広口瓶に練りゴマ、蜂蜜、温水を入れてかき混ぜてから、残りの材料を加えてよく混ぜる。
メモ
小分けにパックされたすりゴマも売っているが、炒りたて、すりたてがいちばんおいしい。小さめのフライパンを中火にかけ、金色になるまでかきまぜながら炒る。陶製のすり鉢または石製の乳鉢で軽くすりつぶす(ペースト状にしないように気をつけること)。
sesame:ゴマ。単複同形。Triple sesame dressingは「ゴマづくしのドレッシング」と訳した。
TBS: tablespoonの省略形。大さじの場合はTBS(もちろん、テレビ局の名前ではない)、小さじであればtsp(teaspoon)と表記する。
このメニューの翻訳がなかなかきびしい。料理は好きだが、「この言い方は日本語では普通どう言うか?」といつも以上に考えなければならないし、気になるものはやっぱり自分で作って確認したい。
著者も「その野草や山菜が手に入らなければ、似たもので代用してみること」と書いているので、いくつか試している。おいしくできたものもあれば、そうでもないものもある。おいしくできなかったのは、わたしの料理の腕が問題なのかもしれない。
そんなことをしていると時間もかかるし、お金もかかる(最近の食材の値段の高騰には驚くばかりだ)。近くのスーパー、スーパーおっ母さん、激安本舗、ディスカウントスーパーマーケット「オーケー」、東武ストアでなるべく安いものを買うようにしている。
ディズニーものの急ぎの翻訳が2本あって、1本は予定通り2週間で訳せたが、もう1本も2週間で訳さなければならないし、今年一番気合を入れて取り組んでいる本の翻訳は毎日少しずつ進めたいので、この「野草・海藻レシピ集」の翻訳が遅れているが、あと数日で何とかしたい。