なぎのあとさき

日記です。

お楽しみいろいろ

2006年09月23日 | 日々のこと
ビーをだっこしながらしっぽの付け根をもむと、
ビーはくつくついってかわいい。
もむ手を止めると、しっぽで私のわき腹をたたく。
この時間がずーっと続いてもいい。

「失われた時を求めて」
遠くから見てただけの花咲く乙女たちに、
やっと紹介してもらえるってときになって、
コーヒー風味のエクレアを食べたり、
美術の話に精を出す語り手。
わからんでもないけど。

NHKフランス語講座が毎週楽しみ。
ミカエルさんのニヤニヤした感じがtres bien.
可愛いアナンダが、
パリのところどころを紹介してくれるのは嬉しいけど、
冬にため撮りしたらしいのは残念、
四季にそったレポートだったらもっといいのに。

趣味人・甘木くんにすすめられて、
毎晩梅酒を一杯だけ飲むことに。
胃腸にも美容にもいいってゆうし、美味しい。
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ススキが瑞々しいこと

2006年09月21日 | お散歩
台風が通り過ぎて、
待ちに待った秋晴れ、
というより残暑で暑い中、鎌倉へ。
まだまだB.G.M.はSurvivalでGo thru!

段葛の桜が早くも黄色くなりかけ。
コハルも私もなんだかプッと笑う。
西日があたるときれいなんだけど。

スタバ近くの駐車場の芙蓉が、
まだまだ見ごろできれい。
いい風情の商店街に迷い込む。
花屋にはりんどう、コスモスが並ぶ。

海の家がなくなって、
静かになった由比ガ浜。
海の色が今日は一段ときれい。
まだ足を水につけられるし、
風がなんとも気持ちいい。
5時頃ついて、夕陽を眺めてると、
沈むスピードがつるべ落とし。
のんびりしてたら駐車場が閉まりそうになって、
帰りは慌てて出る。
小町通りを少しお散歩、
7時前にはほとんどのお店が閉まっている。
裏の小道に入ると、金木犀が香った。
アンティークな喫茶店に入って、
嫌な予感がしたらやっぱりハルマゲドンが。
夏はテラスに限る!
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毛布

2006年09月21日 | 猫トーク
雨の後で、
なんか桃の香りがするなぁ~、
甘~い、と思ったら違う、
もう金木犀きちゃった。

猫用のフリース毛布を出す。
なんて夏って短いの。
雨の日、モンチは1日中その上で寝てる。
ときどき身体の向きを変えたり、
頭をひっくり返したりしながら。
目をつぶっててもかわいいけど、
目を開けると、真っ黒な瞳がまたかわいくて見とれちゃう。

猫缶とカリカリ以外のものをあげようとしても、
食べ物ってことに気付かなかったモンチだけど、
最近は煮干や花かつおを喜んで食べる。
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東京の絵を見にいく

2006年09月21日 | 日々のこと
プルンちゃんがこぼれるように咲いている。
花色が少し濃くなったような感じ。
サルビアも、まだまだこれからで、
蕾がいっぱい出ている。

こち亀30周年、
ジャンプならではのお祭り。
ワンピも長い戦いがやっと終わった。

コレクター甘木くんが前から話してた画家の個展を見に銀座へ。
地下鉄から地上に出ると、
銀座の空は青から薄紫、ピンクのグラデーション。
東京の下町の絵、実際よりもきれいな道玄坂、新宿の絵など。
絵はそんなにピンとこないな~と思ってたら、
甘木くんも、絵はどうってことないの、という。
要は、画家の奥様が素敵なのだった。
ピンクのジャケットをとってもチャーミングに着こなしていた。
ロマンスを追い求めて生きる人。
おそばやで、とっておきグラスを見せてもらう。
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秋雨

2006年09月18日 | 日々のこと
日曜もほぼ1日雨で、
出かけようか~、といいながら、
ぐずぐずしてるうちに夕方に。

暗くなる前に家を出る。
ローダでクリームと秋の口紅、本屋、
雨に濡れながら駅の向こうをぶらぶらして、
小ぎれいな居酒屋で一杯。
鳥の岩塩焼き、広島風お好み焼き、
じゃがの明太チーズが美味。
帰りも雨の中歩いていると、
1日雨が降ってたのに、
なぜか傘を差さずに、
濡れながら歩く人がけっこういた。

モンチは毛玉ボールに飽きたようなので、
隠してあった羽のおもちゃで遊ぶ。
1枚でもくいちぎったら、また隠しちゃう。

押入れから黒猫の大きいぬいぐるみを出すと、
殿とモンはびっくりして逃げた。
黒猫を本棚の上に上げておくと、
殿が来て、黒猫の顔をなめた。
鼻とか耳とか丁寧に。
ビーはノーリアクション。

なんだか重たい気候が、
諸星大二郎の漫画を読むのにぴったり。
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秋刀魚

2006年09月18日 | 日々のこと
川にいるのん気な鴨。

秋雨前線がべったり日本に張り付いてるらしく、
さえないお天気。

土曜日は、朝まで仕事で夕方まで寝てたダーと、
なんとか夕陽までに川に出ておにぎりとウインナー。
白サギが追いかけっこして、近くまで飛んできた。
ススキの穂がさらに伸び、黄色の花は咲き続けている。

夜、秋刀魚をやっとGet。
初物なので、ニャンコにも振舞う。
松茸ご飯。秋は食べ物が美味しいということで。

「パーフェクト・ワールド」
誰もがダメダメな世の中で、
行きつくところに行きつくロードムービー。
逃げる二人のやりたい放題な道行きが楽しくて、
追っ手サイドのダメっぷりが笑える。
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祇園囃子

2006年09月15日 | 映画の話(ネタばれ)
ダーが夜中の3時すぎに帰ってきて、
忙しすぎて今日何も食べてない、とゆうので、
これからおにぎりを作って持たせようと思う。
鐘前だわ、雨だわ寒いわでテンションがどんどん下がり、
夜中一人でいたらつい世界の終わりの方まで行ってしまい、
今日の夜は寂しかった!と思わず泣くと、
ビーがぬうっと現われてダーと私の間に割って入り、
ふだんは自分から膝には来ないのに、
ダーの膝にデーンと上がって、
ダーの腕に顎をむりむり乗せて寝始めるのを見て、
なんだか泣くのがアホらしくなった。

次の日、夕方コハルと恵比寿で待ち合わせて、
みぞけん「祇園囃子」。
小暮美千代が、すばらしくいい女っぷりを見せてくれる。
着物姿、身のこなし、話し方、そして何より心の美しさ。
ラストの部屋のシーンで、
家族愛とも、友情とも違う栄子への想いにほろり。
祇園の町並、小道具や帯の柄までいい風情。
男どもは揃ってろくでもなかった。

映画の後は、カフェのテラスでしばらく余韻にひたる。
ぱらりと、枯葉が降ってきた。
コハルと私はごり押しのサンダルで出かけたけど、
街ゆく人はもう完全に秋の装い。
三茶で買い物して、砧公園を少し歩いて、
石畳の階段で一服。
秋の虫の声が、木の上から聞こえてくる。

夜、鯵の干物をテーブルに出すと、
ビーと殿が左右から顔を近づけてくるのを、
片手で制しながら食べる。
余ってたもやしと豚肉とニラを適当に炒めたおかずを、
ダーはやたら美味しそうに食べていた。
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コーヒーの季節

2006年09月15日 | 日々のこと
小雨で薄ら寒い日。
久しぶりに10時代に起きて、
眠いのでコーヒー。
また気温がぐっと下がった。

ママと横浜の新名所、ってゆうから何かと思ったら、
新しくできたショッピングセンター、に行って、
雑貨屋さんをぶらぶら。
コーヒーのまずいカフェは禁煙で、
ベランダに設けられた寒々しい喫煙所に行くと、
運河が見えた。
大きい運河で、視界がパーッと開けていて、
遠くの曇り空に、桜木町のビルが浮かぶ。
横浜駅はごっちゃごちゃで取り返しつかない感じだけど、
ベイなんとかは開けたテラスもあって、
晴れた日のお茶にいいかも。

そごうの文具屋、雑貨屋にも寄って、
紳士服売り場の喫茶店でコーヒーの口直し。
ブルーマウンテン№2、美味しかった。

みなとみらい線で中華街へ。
小雨降る夜の中華街は、
ネオンが道路に映ってきれい。
ここでも雑貨屋をはしごして、
ママは最近凝ってる手づくリブックカバー用のビーズ玉、
私はお香立てをGet。
お粥のお店で貝柱粥、空芯菜、美味しかった。
帰りにがらーんとしたカフェで3度目のお茶。

夜も冷えて、
にゃんこたちは丸くなって眠るようになった。
よく寝ること!
殿モンがくっついて寝ていた。
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いろいろ

2006年09月12日 | 猫トーク
ルリマツリの花がいっぱい咲くと、雨が降る。
クレマチスのパメラもやっと咲いたのに。

配水管清掃の人が来てる間、
猫たちを和室に閉じ込めておいて、
清掃の人たちが帰ってから、
すぐ和室のドアを開けると、
モンチがすごい勢いでベッドの下に走って行った。
その後ろ姿がまた、超ウケル!

ビーがアウーと鳴くので、
だっこしてベッドに連れて行くと、ごろん。
ごろんしたまま、ポンポンすると、
ブブブと喉を鳴らす。
ポンポンの手をとめると、
太いしっぽをばんばんベッドにたたきつけて、
ポンポンを催促する。

殿ちんはベッドの周りをうろうろして、アウー。
おいでといっても来ないので、
ベッドに乗せると、すぐに降りてしまう。
放っておくと戻ってきて、
私の足を抱え込むように寝る。

スパイク・リー「25時」
最近観た「アメリカの友人」、
「トーク・トゥ・ハー」に続いて、
これも男の友情の話。
彼が行った後の川のシーン、
それぞれの人生が、
少しだけいい方に変わっていく感じ。
ナチュレルは名前もいいけど、
いかす姉ちゃんだった。
クラブのシーンもかっこいい。
クルックリンやブギーナイツのサントラが聞きたくなって、聞く。
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歓喜の夜

2006年09月12日 | パリところどころ
アジア料理屋で甘めのお酒を飲んで、
ほろ酔い気分でシャンゼリゼに戻ると、
試合前のスノブな空気がうそのように、
パリ中の人が凱旋門に集まって、
花火は上がる、発炎筒はたかれる、
機動隊まで出てくるの大騒ぎ。
みんなフランスの決勝進出を祝い、
観光客も混ざってジズゥー!と叫び、
肩を組み、歓喜の笑みを交し合っていた。
フランスのMTVでかかってた、
流行のW杯応援ソングを、輪になって歌ってる人たち、
国旗をくぐらせる人たち、
街灯によじのぼる人も。
1台の車に何人も乗って、
パパパパー、ププププーとクラクション鳴らしまくりながら、
凱旋門の周りをぐるぐる回る。
発煙筒の赤い煙に包まれた凱旋門の上に、
大きい打ち上げ花火が上がる。
騒ぎは夜じゅう続いて、
次の朝には、いつものスノブなパリに戻っていた。
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2006年09月12日 | 映画の話(ネタばれ)
夜中、すごい雷、大雨。
雷が光るとモンチは、
窓の外の空を見上げていた。
ビーや殿も、雷の音がすると、はっと外を見る。

私も鐘前のせいか低気圧のせいか、
歯の付け根がうずうずしてイライラして眠れず、
「トーク・トゥ・ハー」を見る。
映画館とかの街の建物や、
部屋、病院の中まで、
色とりどりで鮮やかできれい。
闘牛、変な劇、カエターノの歌(ククルクトゥ~)。
主人公の、禿の男の人が素敵。
闘牛士もバレリーナも看護婦も美人。
見ていたら奥歯のうずうずもイライラもおさまった。

雷が遠ざかり、雨が止み、
夜が明ける頃には空は晴れ、
薄い青の空が、山吹色の朝焼けに染まった。
猫たちもよく眠れなかったらしく、
次の日は晩御飯タイムも忘れて、
みんなよく眠っていた。
ビーはムームーいびきをかいて。
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日曜日

2006年09月12日 | 映画の話(ネタばれ)
虫の多い季節、
網戸にはりついて虫を見るモンチ。

河原に出ると、まだ小虫が多い。
ダーが一匹パチンとやると、
さらにいっぱい寄ってきた。
花火の時に刈り取られた雑草は、
もう私の背より高く茂って、
ススキの穂が顔を出さんとしていた。
中州は葛に覆われるなか、
背の高い黄色の花が咲いている。

川では小さい魚がぴんぴん跳ねていて、
小虫を食べてるらしい。
釣り人の話だと、モロコ。
鴨たちは石の上でうずくまって休んでいた。
快晴で、西の空に雲が少し。夕焼けを眺めて、
本屋でワンピ、スタバでアイスホワイトモカ、
地下で晩ご飯買って帰る。

ヴェンダース「アメリカの友人」
額縁職人の主人公が、
不治の病につけこまれて、
ギャングに仕事をさせられる、
やるせない話。
ニコラス・レイ、サミュエル・フラーの、
怪しい爺さんぶりも味わい深い。
パリのメトロのシーンも面白かったけど、
ミュンヘンの電車でも、
あー、何やってんのこの人!
ってとこで現れるデニス・ホッパーかっこいい。
車が海へ行くシーン、よかった。
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渋谷

2006年09月11日 | 日々のこと
何年ぶりかで、渋谷の某うどん屋へ。
麺少なめにしようかなぁ、
とかいいながらふつう盛りを頼んで、
最後少しだけダーに麺をあげて完食、
というのは昔からのパターンだったらしい。
イカと野菜天も美味。
ダーはつゆまで完食。
あまりクーラーが効いてなくて汗だくに。

文化村へ。
「ピカソとモディリアニの時代展」。
キュビズムから始まって、
ブラックのサクレ・クール寺院の絵、
ピカソのライムのあるテーブルの絵、
シュールレアリズムのレジェの水彩の絵、
メカニックな横たわる裸婦、
ジョアン・ミロの絵画シリーズの大きい絵、
さらにカンディンスキーの絵(1枚だけ)、
クレーのピンクと水色っぽい絵、青い絵も良かった。
モディリアニの裸婦の絵も、丸っこい感じがいい。
他にもイラストみたいな絵とかいろいろあって、
近代絵画は何でもありで面白い。

クレーの小さい画集を買ってから、
ドゥマゴのテラスで、
夏の間に一度は飲みたいディアボロ・マント。

久しぶりの渋谷デートもここまでは楽しかったけど、
ブックファーストに寄ったり、
センター街を通ってHMVに寄ったりするうちに、
人ごみと汚い街にげんなりして疲れきる。
渋谷での用事は3つくらいが限界。
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残暑

2006年09月09日 | 猫トーク
毎日蒸し暑い。
庭は、ルリマツリ、フロックス、ガウラが絶好調だけど、
蚊がさらに増えた。

昼寝しそこねたビーがニャーと呼ぶので、
ベッドに一緒に横になると、
ぶるるるとご機嫌で寝返りをうつのが可愛い。
しばらくビーを撫でたり、
ちっさいリラックマを投げて遊んだり、
二人で幸せな時間を過ごしていたら、
ふいにモンチが現われ、ビーはモンチにとびかかり、
がぶっといった。

昨日モンチは通りすがりのビーに突然とびかかり、
後ろ足だけで立ってゴムゴムのガドリングか!
っていう連続猫パンチを浴びせたのでおあいこ。

モンチは毛布の上で暴れるのが好きで、
毛布に爪をひっかてはビリビリやぶくのが楽しいらしく、
毛布カバーが穴だらけ。
外に干すのがちょっと恥ずかしい感じ。

郵便局を往復したら残暑で汗だくに。
夜、プールで30分くらい泳いで、
お風呂につかってサッパリして、
帰りに世田谷公園を歩くのが気持ちいい。
文化祭の練習をする子供らで大賑わい。

この前殿がパオーンとなったのは、
私の愛情が足りなかったせいかもしれないので、
お出かけから戻ったら、
殿がいい顔になるまでちやほやすることに。
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マッチ・ポイント

2006年09月09日 | 映画の話(ネタばれ)
チャリをとばして郵便局まで行ったけど、
支払いは間に合わず。閉めるの早すぎ。

コハルが来る途中に見たという、
サルスベリをわざわざ見に行ってみると、
生産緑地に白のサルスベリが何本か植えてあった。
樹形も花つきもいい。
今年咲き出すのが遅かったサルスベリは、今が満開。
夕暮れの空をバックに咲く白い花は、
触るとふわふわ。
ピンクの大木もあった。

恵比寿に移動、
アフタヌーンティーであわただしくお茶して、
ウッディ・アレン「マッチ・ポイント」。
テンポよく楽しめる、いい映画だった。
イギリスの上流社会が奏でる鼻持ちならない空気が、
スカーレット・ヨハンソンの登場とともに一変。
期待してた以上に。
全編通して流れるオペラが、
主人公の男の心にかぶって凄い。
後半はドキドキもんで面白かった。
主人公の男、セレブ娘と結婚した時点で興ざめ。

ガーデンシネマの喫煙所が、
なくなってしまうらしい。
オープン以来愛用してた場所なのに。
ナンセンス。

外に出ると、ウエンスティンホテルの上に満月。
曇っていたので見れそうもないと思ってた中秋の名月が、
雲の隙間からちょうど出てきたところだった。
側にいた外国人、「prity cool!」
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