北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

ロシア海軍ミサイル巡洋艦ヴァリヤーグ舞鶴入港、明日から日露捜索救難共同訓練

2011-09-26 23:53:43 | 世界の艦艇

■ロシア艦船三隻が舞鶴に入港中

 舞鶴は地元京都。先ほど舞鶴基地を撮影してきました。一眼レフの写真はまだCFカード内ですのでコンパクトデジカメ写真にて取り急ぎ掲載。

Img_2663  ミサイル巡洋艦ヴァリヤーグ、夕方から大急ぎで舞鶴に向かい撮影しました。一眼レフでは三脚とレリーズを用いた夜景撮影を行ったのですが、コンパクトデジカメの手持ち撮影ではこれが限界でした。しかし、満載排水量でイージス艦よりも大きな船体をもとに、強力な対艦ミサイルによる打撃力に特化したともいえるミサイル巡洋艦の力強さは多少なりとも伝わるでしょうか。

Img_2671  ロシア海軍太平洋艦隊艦艇団指揮官ジューガセルゲイユリエヴィッチ海軍大佐と第一護衛隊群司令糟井裕之海将補とのあいだで、明日から日露捜索救難共同訓練が行われ、明日は舞鶴湾で、29日には若狭湾で海上自衛隊からは護衛艦あけぼの、護衛艦ちくま、掃海艇ながしま。ロシア海軍からはミサイル巡洋艦ヴァリヤーグ、海洋曳船MB-61,給油艦イルクートが参加し実施されます。

Img_2673  先日、このヴァリヤーグ以下20隻が宗谷海峡を短時間で通行したことで何らかの意思があるのだろう、と外務副大臣が抗議したともしなかったともいわれる騒動がありましたが、これはさておき、日ロ間でのこうした指揮官同士の繋がりは不測の事態に際した場合の解決の糸口を見出す、一種の信頼受精措置としての意義があり、戦闘訓練のような派手さはありませんが重要性があるといえるでしょう。

北大路機関:はるな

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (1)
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