◆航空自衛隊次期早期警戒機有力候補
航空自衛隊によれば、オーストラリア空軍のE-7A早期警戒機が浜松基地を訪問中です。
航空自衛隊はボーイング767を原型としたE-767早期警戒管制機を運用していますが、E-7Aはボーイング737を原型とした早期警戒機です。オーストラリア空軍のE-7A早期警戒機は空軍第2飛行隊に所属し、米国展開に伴う燃料補給の途上に我が国を訪問します。知っていれば昨日浜松に出かけたのですが、ね。
E-7Aは豪州本土からグアム、浜松、千歳、を経てアラスカへ向かうようで、3日日曜日にグアムより浜松基地へ到着、本日月曜日は早期警戒管制機部隊間交流を実施し、明日5日火曜日に浜松基地より千歳基地へ移動、千歳基地よりアラスカへ移動するとのこと。
E-7A早期警戒機は航空自衛隊が進めるE-2C早期警戒機後継機選定において、E-2Cの改良型である空母艦載機のE-2Dと並び機体規模に余裕のある航空機として有力視されている機体です。E-767よりは滞空時間や航続距離に限界はあるものの、E-2Dよりも将来発展性を受け入れる機体容積の余裕があり、注目の選択肢と言えるでしょう。
北大路機関:はるな
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