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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成二十八年度二月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2017.02.18/02.19)

2017-02-17 20:24:22 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 首都圏と北陸地方で春一番が吹き、北野天満宮梅園では梅香巡る三分咲きという中、皆様いかがお過ごしでしょうか、出かけたくなる気候ですが、残念ながら今週末に自衛隊行事は行われません。

 今週末の自衛隊行事無し、という際にはうとうとと寝室の掃除や衣類の整理や眼鏡の補正等に時間を費やしたいところですが、こんな週末だからこそ自衛隊と防衛の第一線を散策して空気で感じたいところ、行事が無くとも訓練が無くとも、自衛隊基地では毎日365日24時間対領空侵犯措置任務へ緊急発進の待機を続けていまして、土曜日曜も例外ではない。

 航空自衛隊基地を一望できる場所はいろいろあります、千歳基地ではJR南千歳駅前等は航空掩体の一部が見えまして、百里基地では茨城空港展望台から難ありのガラス越しに見えますし航空公園からは滑走路を一望、小松基地は小松空港の空港展望デッキから基地を一望できますし、築城基地は漁港の足を運んだ事が無い故恐縮ですが突堤から基地が見えるとのこと。

 新田原基地は鷹取台撮影地から滑走路や管制塔を見上げる事が出来、何よりも有名なのは那覇空港展望デッキで、実任務飛行に向かう航空機の頻繁な発着を視る事が出来ます。防衛施設ですので節度を守って、他の方々のお話気を聞きつつ散策したいところですが、平日などは定期訓練により頻繁な発着も視る事が出来ます、航空祭とはまた違った情景です。

 さて撮影の話題、自衛隊行事をWebで中継してみたい、そんな微妙な夢をかなえてくれる装備品があります、それはスーツケース一体型テーブルで、スーツケースとテーブルを一体化させた、個性的なバックがあるとの事です。ノマドスーツケースやネイルテーブル等がこれに当たりまして、折り畳み式テーブルを側面に内蔵したスーツケース、展開すればそこはオフィス、と。

 第一線のビジネスマンが空港や地方駅のターミナルでラウンジを使う経費が認められない場合に僅かな時間を惜しんで仕事をするための、という元々は不可思議な用途を見越して開発されたものでして、ノマドスーツケースは完全なスーツケースですので、側面ポケットに折畳チェアを差し込むことで、仕事道具一式を木賃宿でも駆使することが出来る。

 タブレットPCとデジタルカメラを接続し、最前列で中継すること、できるかもしれません。スーツケースならば予備バッテリーも充分携行する事が出来ます、VAIO-Uでその昔に岐阜基地航空祭の中継を試みた事がありましたけれども、その現代版、というところでしょうか。もっとも確実に周囲に邪魔で迷惑を掛けますので用途は平日航空基地撮影くらいかな。

 一方器材について、ミラーレフ一眼が一眼レフカメラを超える可能性はどの程度あるのでしょうか。一眼レフは内部に鏡面レフ板が設置されていまして、文字通り光学情報をファインダーから撮影者に届けてくれます、がカメラ内部でこのレフ版が動くのですからその分本体部分が大型化します、ミラーレス一眼はこの部分に直接、画像素子を配置して本体を小型化したもの。

 一眼レフに対してミラーレス一眼、小型軽量化するならばいいことづくめではないか、と言われるところですが、しかし、どうしても機構上、電源を発動してから最初の一枚を撮影するまでの時間は一眼レフに遅れますし、ピントを合わせる動作もレンズを駆動させると共に、画像素子を連動させる必要がありますので、一眼レフと比較し、確実に遅くなる。

 ただ、この部分、一眼レフを超えられないにしても、限りなく差異を抑えられるようになりましたらば、撮影機材を軽量化したい視点からは魅力的な選択肢となるのでしょうか。それとも、超望遠レンズなどを携行する場合、カメラ単体の重量は全体の重さの中での比率として微々たるもの、最上級一眼レフを超えるミラーレス一眼は出ないのでしょうか、十年後の展望はどうなるのでしょうか、ね。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の自衛隊関連行事はなし

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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