■大雨特別警報
能登半島豪雨災害は此処まで大きな被害となるとは同じ日に湖北で撮影していた当方は全く想像できず、ただただお見舞いを申し上げる事しかできません。
オートバイドリル、昔は千僧駐屯地の名物でパンサーズという、人気投票も行われていました。パンサーズというと最近では洗車に詳しいヒトはKF51パンターを思い出すのでしょうか、これぞ戦車、という手堅い設計のラインメタル社開発の新型戦車ですが。
戦車が無くなると、こういう寂しい行事にはなってしまうのですが、同時にあいばの演習場という恵まれた演習場環境がありながら、戦車部隊がない、MCVだけというのも。もっともMCVでいかに敵戦車に打ち勝つかが今後の課題となるのでしょうけれども。
74式戦車、溶鉱炉で溶かす前に予備装備としての保管が決定しました。予備装備、第二世代戦車で何が出来るのかと言われるかもしれませんが、例えばドイツでは維持されているレオパルト1の車体にスカイレンジャー防空システムを搭載し自走高射砲とした。
今津駐屯地、さて毎年のように心配であるのは駐屯地の整備倉庫で、タマネギ型の屋根の、それはこの湖北地方が意外な豪雪地ということと関係あるもので、特に今津駐屯地の隣には箱館山スキー場もあるほど雪が降るためなのですけれども、この建物だ。
タマネギ型の整備倉庫、格納庫、写真を撮影している観閲台側には近代的な建物がありますので、年々朽ちてゆく古い倉庫はある種予算不足の象徴的な建物なのですが、取り壊されていないかな、というのが毎回この今津駐屯地を探訪する際の関心事でして。
能登半島、さてこのオートバイドリルを撮影している頃合い、いやもう少し後か、石川県北部に大雨特別警報が発令されたところでして。一昔であれば災害の景況把握には師団飛行隊が観測ヘリコプターを飛行させていましたが、そんな装備は既に。
装備品展示、このM-5は今回最小限度の写真撮影に用いたものでほかの写真はG3Xと7Dに任せているのですが、ここには方面無人偵察機隊も展開している、けれども火砲の射程程度しか飛べず航続距離の面からとても250kmは先の能登半島には展開できません。
電子戦環境においても国産無人偵察機は飛行できるようGPSには依存していない性能ではあるのですが、これが配備されてもう15年ほどか、いまや無人機はウクライナなどで消耗品のように使われている現状を見ると、何だかなあ、と思ってしまうのですよね。
96式装輪装甲車の車内撮影が許可されていた。今回久しぶりに車内の撮影が許可されていたので、何枚か撮影を。10名で長期間行動すると健康を害する、というアメリカ派遣訓練などで認識された車内の狭さから後継装備が導入されることとなった経緯がある。
車内の座席が2分割されて、4枚のシートが並んでいるのだから、なるほど乗車定員を8名としていれば一つのシートに2名でもう少し快適に過ごせたのかなあと考える。まあ、ボクサーなど海外製装甲車は個々人に独立座席を付与しているのだけれども。
パトリアAMV装甲車に将来的に置き換えられるというけれども年間調達数は28両、つまり30年ほど掛けてゆっくりと置き換える構想という。ただ、まず装甲車を広く配備して、その上でその派生型を揃えるなど、装備近代化にはある程度速度も必要とおもう。
89式装甲戦闘車よりもパトリアAMV装甲車は高価な装甲車となっているものだから、96式装輪装甲車か、小松が提案した装甲車の原型の、NBC偵察車の偵察機材を全部下ろして輸送型にした装甲車ならば、毎年75両は調達できたのになあ、と考えてしまうのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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能登半島豪雨災害は此処まで大きな被害となるとは同じ日に湖北で撮影していた当方は全く想像できず、ただただお見舞いを申し上げる事しかできません。
オートバイドリル、昔は千僧駐屯地の名物でパンサーズという、人気投票も行われていました。パンサーズというと最近では洗車に詳しいヒトはKF51パンターを思い出すのでしょうか、これぞ戦車、という手堅い設計のラインメタル社開発の新型戦車ですが。
戦車が無くなると、こういう寂しい行事にはなってしまうのですが、同時にあいばの演習場という恵まれた演習場環境がありながら、戦車部隊がない、MCVだけというのも。もっともMCVでいかに敵戦車に打ち勝つかが今後の課題となるのでしょうけれども。
74式戦車、溶鉱炉で溶かす前に予備装備としての保管が決定しました。予備装備、第二世代戦車で何が出来るのかと言われるかもしれませんが、例えばドイツでは維持されているレオパルト1の車体にスカイレンジャー防空システムを搭載し自走高射砲とした。
今津駐屯地、さて毎年のように心配であるのは駐屯地の整備倉庫で、タマネギ型の屋根の、それはこの湖北地方が意外な豪雪地ということと関係あるもので、特に今津駐屯地の隣には箱館山スキー場もあるほど雪が降るためなのですけれども、この建物だ。
タマネギ型の整備倉庫、格納庫、写真を撮影している観閲台側には近代的な建物がありますので、年々朽ちてゆく古い倉庫はある種予算不足の象徴的な建物なのですが、取り壊されていないかな、というのが毎回この今津駐屯地を探訪する際の関心事でして。
能登半島、さてこのオートバイドリルを撮影している頃合い、いやもう少し後か、石川県北部に大雨特別警報が発令されたところでして。一昔であれば災害の景況把握には師団飛行隊が観測ヘリコプターを飛行させていましたが、そんな装備は既に。
装備品展示、このM-5は今回最小限度の写真撮影に用いたものでほかの写真はG3Xと7Dに任せているのですが、ここには方面無人偵察機隊も展開している、けれども火砲の射程程度しか飛べず航続距離の面からとても250kmは先の能登半島には展開できません。
電子戦環境においても国産無人偵察機は飛行できるようGPSには依存していない性能ではあるのですが、これが配備されてもう15年ほどか、いまや無人機はウクライナなどで消耗品のように使われている現状を見ると、何だかなあ、と思ってしまうのですよね。
96式装輪装甲車の車内撮影が許可されていた。今回久しぶりに車内の撮影が許可されていたので、何枚か撮影を。10名で長期間行動すると健康を害する、というアメリカ派遣訓練などで認識された車内の狭さから後継装備が導入されることとなった経緯がある。
車内の座席が2分割されて、4枚のシートが並んでいるのだから、なるほど乗車定員を8名としていれば一つのシートに2名でもう少し快適に過ごせたのかなあと考える。まあ、ボクサーなど海外製装甲車は個々人に独立座席を付与しているのだけれども。
パトリアAMV装甲車に将来的に置き換えられるというけれども年間調達数は28両、つまり30年ほど掛けてゆっくりと置き換える構想という。ただ、まず装甲車を広く配備して、その上でその派生型を揃えるなど、装備近代化にはある程度速度も必要とおもう。
89式装甲戦闘車よりもパトリアAMV装甲車は高価な装甲車となっているものだから、96式装輪装甲車か、小松が提案した装甲車の原型の、NBC偵察車の偵察機材を全部下ろして輸送型にした装甲車ならば、毎年75両は調達できたのになあ、と考えてしまうのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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