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【京都幕間旅情】阪急電鉄9300系PRiVACE連結車両編成,券売機なき座席指定はスマホ無に成り立たない時代

2024-10-19 07:01:09 | コラム
■阪急PRiVACE
 阪急電鉄が座席指定車両を運行開始するという話題に接した際にはJR東日本のグリーン車を良く愛用する故にちょっと期待していたのです。

 9300系電車のPRiVACE連結車両、7月から開始された阪急電鉄の新しい有料指定席特急サービスは、2300系の中央部分の車両を9300系にも連結することで、一部9300系にも投入されています。従来の片側3扉車構造を片側1扉とすることで空間を広くとった。

 2300系電車、というとどうしてもわたしは嵐山線で活躍した、そして本線でも長く普通電車として活躍した古い方の2300系を思い出すのですが、今後は阪急の看板特急となってゆくのでしょう、PRiVACEは1×2列型の座席指定、様々な機能を持つ座席だ。

 PRiVACE、その利用方法はスマートフォンによるPAYPAY決済かクレジットカード決済による事前販売か、車内で空席がある場合の購入という二種類の方式がありまして、これ、スマートフォンにキャッシュレス決済を連動させていないと事前購入はできない。

 京阪電鉄のプレミアムカーは駅のホームに券売機が置かれていまして、この分野では先行する名鉄特急のミュートチケットもホームに券売機が置かれていますし、切符売り場でそのまま指定席券を購入する事も出来るので、阪急はこの点、煩雑さを感じる。

 キャッシュレスは交通系ICカードにより既に幅広く利用しているのですが、なにぶんカード情報を慎重に扱う当方としては、券売機でカード決済を行う事には抵抗感はないのですが、スマートフォンだけで全部成り立つ方式には、ちょっとなあ、と。

 阪急電鉄は将来的に駅のホームへ券売機を置くのだろうか、2020年代半ばに開始したのだから、1980年代から続ける名鉄やJR東日本のグリーン車と比し、スマホだけで完結すべきという認識はあるのですが、スマホ無に成り立たない時代というのも、ね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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