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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-滋賀米原,東海道本線米原駅前お寿司屋さんと豪雪の難所関ヶ原

2024-01-27 14:11:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 電車が止まったならば駅前で一杯やりながら運転再開を待つ。昔はそんな時代が長かったように思うのですけれどもそれは駅前横丁が無ければはなしにならない。

 舞鶴基地と北陸を結ぶ小浜線も雪の季節にはよく豪雪に見舞われますが、支線と異なり日本の大動脈である東海道本線にも難所がある。東海道線の難所関ヶ原、ここは岐阜県大垣市の大垣駅から滋賀県米原市の米原駅まで続きます、上り坂で隘路、雪雲の通り道だ。

 米原ですが、この駅はJR西日本とJR東海との境界線でもあり、大垣駅の様に隣接して車庫も広がるのですが、しかし米原は第二次大戦末期の決戦輸送令下で拡張された駅でもあり、もともと城下町である大垣とは違い、駅前は戦時の区画整理で元々閑散としていた。

 富茂登、米原駅を出まして今は東横インまで建っているのですが、大垣寄りの跨線橋を琵琶湖側に進みますと、こういう会合や法要の際に在るよね、という御寿司屋さんがありまして、COVID-19はじまりの頃は改装工事を行っていましたが、新装開店で迎えてくれる。

 御寿司屋さんのランチ。握りとちらし、ともに揃っているのですが、ちらしを頂きました。米原から新快速で一駅行きますと彦根駅、彦根城の城下町で駅前アーケードが広がり、鮨に和食と焼き肉にタンメンとBARや居酒屋、ちょっと前には靴のリーガルまでありました。

 田舎のおばあちゃん家みたいだな、富茂登さんは御寿司屋さんですのでカウンターに座って気軽に寿司と酒、という粋を真似た過ごし方を期待した方には、おおきな応接間のようなところに机と椅子が並ぶ様子に驚くかもしれません、なにしろ床の間さえ目の前にある。

 ちらしは、手堅く旨い。海鮮丼とはちらしは、すし飯というのもありますが違うのですね、好きな寿司ねたとシャリを好きな配分で頂くという、もちろん、どこから頂こうか迷う点は海鮮丼と同じなのですけれども、掻きこむというより一つ一つ吟味のネタを丁寧に頂く。

 駅前も探せばビストロ的な店もあり、洋菓子屋さんもありますしラーメンもつけ麺が美味しい、ただアーケードが有りませんので悪天候で関ヶ原がふさがった際に時間を潰すには、駅前ならではの運転再開の情報が自然に伝わる事も少なく、富茂登さんは貴重な一軒だ。

 富茂登さん、そう近くのビストロもフモトブロスというお店ですし、ふもと、とはこの一帯の地名なのでしょうかそれとも別の何かの。東海道線が止まる様な悪天候の際にはちょっと歩み伸ばすには距離を感じるのかな、とは思うものの晴れの日には落ち着く店です。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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