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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都発幕間旅情】JR東日本E-231系電車,十月十四日は"鉄道の日"新橋-横浜間1872年10月14日開通

2024-10-14 07:00:21 | コラム
■十月十四日は"鉄道の日"
 三連休とこの日が重なるのは稀有なのかもしれません。

 E-231系電車、長大な15両編成の列車にはグリーン車が連結されていまして新幹線とは違う快適さがある。このほかに最近グリーン車の運行が開始された中央線でおなじみのE233系とかも運行されている東海道本線ですが、今日はこの東海道本線の誕生日だ。

 本日は鉄道の日です、あと中谷防衛大臣の誕生日、これは松江の鮨屋で支持者且つ同級生の方から聞いた話だ。閑話休題、1872年10月14日、新橋駅と横浜駅の区間、つまり東海道本線の最初の区間が開通した日となっています。それは日本最初の鉄道として。

 新橋駅は今の新橋駅とは場所が異なり、横浜駅も今の横浜駅ではなく桜木町駅のあたり、つまり外国航路を結ぶ横浜港へ新橋から移動するための鉄道ではあるのですが、いま日本全土を結ぶ、だいぶん廃線になってしまいましたが、鉄道が開業した日なのです。

 東海道本線はその開業当初でこそ、世界と東京を結ぶ客船航路への入り口として始まりましたが、その路線の延伸とともに軍需輸送としての色彩を帯びてゆき、これは鉄道国有化法により官営化された山陽本線と結び、九州から朝鮮半島、大陸への経路となる。

 軍需輸送の関係上、電化した場合は空襲などを受けた際の復旧に脆弱性が高まるということで戦前は非電化路線とされていまして、いやその割には艦砲射撃の脅威に直面する沿岸部を線路が整備されているという素朴な疑問を感じますが、そんな歴史をもつ。

 電化されるとともに、近郊輸送の花形としての地位を確たるものにすると共に、東京都市圏に静岡を、名古屋都市圏に岐阜や豊橋を、大阪都市圏に滋賀県を含める様になり、都市だけではなく通勤通学の旅客需要を中心に都市間高速輸送の主力となり、今日も走ります。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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