北大路機関

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【京都発幕間旅情】JR東日本E235系1000番台,重厚な長距離列車風格のE217系から世代交代進む

2024-10-13 07:01:03 | コラム
■E235系電車
 羊羹をスパンと切ったようなという表現が当てはまる電車です。

 横須賀駅に到着するE235系1000番台、切り立った先頭車は、この羊羹を縦に切ったような不思議な電車は山手線で運行開始された車両の1000番台なのですが、初めて見た際はちょうど東京で雪が降っている日でしたので不思議と印象に残ったものでした。

 E235系、山手線を走っている際には、なにしろ羊羹をスパンと切ったような外見でしたので、機能的というよりも機能に特化しすぎた、そう、103系をそのままデザインコンセプトに継承したようなものだなあ、と機能的を具現化したようなものと思っていたが。

 E217系、横須賀線といえばこの重厚な、なにか113系電車の彫りの深い造りを1990年代に再現したような、これこそ長距離電車、という風格を備えた車両が運行しているという印象です。E217系、実際横須賀から木更津まで直通列車が運行、ほとんど対岸だ。

 グリーン車を使って、木更津航空祭の前日にそのむかし、横須賀を探訪しまして横須賀軍港巡り遊覧船なんかを堪能した上で木更津行きで木更津まで行くという、途中各停区間が多く東京駅は地下ホームに入りちょっと驚きましたが、乗ったことがある。

 E235系というのは山手線を走っている限りは、機能一点張りという山手線の沿線風景になんとか溶け込んでいるのですが、横須賀線の、これぞローカル線、というところに入ってきますと、なにかエリート会社員が地方に飛ばされたような印象を受けるのだけれど。

 2015年に山手線で運行開始となったE235系、横須賀線での運行開始は2020年からといい、文字通りCOVID-19が終われば世界が変わっていた系の一つのような情景変化なのかもしれませんが、しかし時間が経てば不思議と情景と調和してゆく、そんな感じでした。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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