イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

脱サラ

2006-11-02 | 2006年度(1/13まで)

3年前に会社を辞めるときに、辞めてどうするのかという質問やコメントを、職場でたくさん頂いた。 「脱サラしてラーメン屋になるとか・・いろいろあるけど今は何かしら、いい商売見つけたら教えてね。」 「今より儲けて、それから会社に顔を出してくれ。頑張れよ!」などなど。思い出すと懐かしく、また暖かい言葉だったと思う。一方、不景気なリストラの時代に脱サラとはどういうことだ、という戸惑いもあったように思う。

さて、脱サラを議論する前に、脱サラとはなにかを自分なりに定義してみる。

条件1:今はやりのキャリアパスという考え方に囚われない生き方をすること。今まで培った技能を、新しい職務や職場で活かす。人脈を活かす。そして成長して良い収入を得る。こうした考え方は常識になりつつあるが、私の思う脱サラとは異なると思う。脱サラは、収入など労働条件を越えた何かに掛けている部分があるべきだ。

条件2:一国一城の主になること。固有の生き甲斐、天命を持って、真の意味で自立すること。私達は、生きるために防衛機制という心の仕組みを持っているが、これが天命を知ることを邪魔している側面がある。

条件の1,2を完全に満たしているような脱サラはとても難しい。まず、経済的な問題で殆どの方は、脱サラは難しいと思うに違いない。この考え方は説得力がある。しかし、定年退職するなどして、経済的な問題をクリアした人が満たされやすいかというと、そうでもないように思う。天命を知り自立することは、なかなか難しい。

今宵、自分はどこまでに脱サラをしたのだろうかと思いを巡らしている。難しい問題で、自分が死ぬ時に始めて判ることかもしれない。 静かに祈りたい。

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京都御所の秋

2006-11-02 | 2006年度(1/13まで)

 

京都御所を訪れた時は、快晴で穏やかな日和であった。

まだ、殆ど紅葉はしていなかったが

豊かな自然に包まれ、木洩れ日も美しかった。

久しく見ていなかった庭の杉苔が

心を和ませてくれる。

観光地にありがちな

雑踏もなく

静かな秋であった。

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