イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

夜の散歩

2006-11-14 | 2006年度(1/13まで)

愛犬と夜の散歩をする。ススキの陰がちょっと不気味なところで、所々に灯をともすビルを写す。携帯のカメラは便利である。

夜、特に私の住む周辺の森は、いい歳をとっても結構不気味である。恐怖心について思い出してみた。

小学校2年のころ、父から、家から歩いて5分のところのお豆腐屋に行って、豆腐を買って来いといわれたことがある。父も昔肝試しの経験があり、息子を鍛えようという気持ちもあったと思う。

当時は豆腐を買うというと、アルミの弁当箱を持っていくのが定番で、弁当箱を片手に外に出ると、周りの闇が本当に怖い。一目散に駆ける。お化けが後ろに居るような感覚があり必死であった。

豆腐を買って、何とか家に戻り両親に豆腐とつり銭をわたす。ところが、つり銭が間違っており、父がもう一度行ってこいという。これも親心なのだろうか。二回目は馴れもあったのか恐怖心は薄らいでいた。

お化けと一緒に走るようなあの怖さ、恐怖心との同一化の経験。そしてそれを突き抜けるという大切なことを学んでいた。

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