イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

コオリをつくる!

2006-11-28 | 2006年度(1/13まで)

生まれた頃は、氷屋さんからコオリを買っていたと思う。電気冷蔵庫が家に備え付けられたのは小学生になってからだ。製氷皿でコオリを作り、夏にはジュースのもとなる粉末ジュースでのどを潤した。

コオリは、電気冷蔵庫とともにポピュラーとなり、父の水割りの定番となり、よくコオリを作った。綺麗なコオリで美味しく飲むことは、冷たさも良いが、コロコロとガラスコップに心地よく響かせ音も楽しめる。それも、文明の利器である電気冷蔵庫の出現と、効率よくコオリを作る製氷皿(鋳型)のお蔭である。

水という型のないものを、製氷皿で型にはめること。、鋳型にはめることは私達の生活では沢山見かける。鋳型をはめるのは、現代文明の特徴かもしれない。

私のサラリーマン時代は、いろいろな決まり、報告書等の書き方等、「型」が溢れていた。研修やプレゼンテーションでも、マイクロソフト社のPowerPointのたくさんお世話になった!

カウンセリングの勉強会(ワークショップ)は、こうした世間の常識である型を、避けるところがある。型は効率を高め、時間を節約し、阿吽の呼吸で物事を進めるには勿論よい。

しかし、心の流れは、世間の「型」と意外と相性が悪のも事実である。気付きとか悟りとか、そうした微妙な心の動きは世間の「型」とは、ちょっと違う次元に属しているように思う。

不定形の、車に着いた雨水は、より人生に近いかもしれない。

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