イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

蟷螂(かまきり)

2006-11-04 | 2006年度(1/13まで)

 草むらに大きな蟷螂(かまきり)を見つけた。動きがなく、じっとしている。昆虫が、周りの景色と溶け込みじっとしている姿は、自己防衛のためだとおもうが、こちらはちょっと不思議な気分になる。

 自分のセルフイメージも、自分の実態とかけ離れた鎧のようなものとして気がつくことがある。鎧のしたには、豊かな生命が宿っているが、鎧は硬く融通が利かない。

 動きのない、自己防衛を決めこんでいる蟷螂(かまきり)を、写真にとり、そっとそのままにして立ち去った。

 自分のセルフイメージもちょっと違和感があっても、そっと大事にしてあげることも大切だと思う。「きもい、うざい」などといっていじめてはならない。

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