イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分は何か?セルフイメージの変化で明るくなる! (体験の解釈が世界を変える 4/15)

2011-02-07 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 若いころから、今に至るまで、いろいろなものが変わった。その中で、自分とは何か・・・そういうセルフイメージは心理学の中で大切にされるが、これも随分変わったように思う。

 幼いころのことを思い出すと、そのころの東京は今ほど複雑ではなく、わりと単純であったように思う。夕方遊び疲れて家に向かっていくと、家の近くのお豆腐屋さんがラッパを吹きながら豆腐を売っている。如何にもお豆腐屋さんという感じである。

 お豆腐屋さんだけでなく、パン屋さん、床屋さん、駄菓子屋のおばさん・・・そして、身近な祖父や父、母や叔母さん・・・皆、それぞれの仕事を生きていたようである。人は、他人にとって何かの便宜を図る道具のような存在。そんなことが、簡単に理解できる時代であった。

 思春期から青年期にかけて、社会の混乱があったと思うが、自分自身が何であるのか、考えづらい時代背景もあったように思う。「ぼくって何?」そんな小説を大事に読んだ記憶もある。自分は自分のために生きているのか?生きるのか?

 就職して、営業職についたが、この時は自分が何か一番判り易かった(はじめは嫌だったが)。営業で、自分は自分のために仕事をしている・・・などと考えては生きていけない。自分を何かの歯車の一環として理解していく。それが、実感される仕事の場での生きがいと繋がっているうちは良かったが、繋がりを感じなくなったり、疲れたりしたときはいけなかった。

 さて、今はどうなのだろうか?還暦まじかの今、自分のためといってもピンとこない。お金や名誉、悟りなどはあの世に持っていけない。ちょっと変な感じがする言葉でもあるが、≪世のため人のため≫がシンプルで的を得ている気がする。そして、それを追求することが、結局は自分(魂かな)のためにもなる気がしている。

 今日は何をしようか?

尚、上の写真はまだ色づいていないイチゴ。下は道具箱の中の道具です。

体験の解釈を変えると世界が変わる 4/15

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