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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

外側の不幸、内側の幸福!(体験の解釈が世界を変える 12/15)

2011-02-15 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 Aさんは、6-7年前に仕事の関係から偶然出会った方である。若い時に、想いもよらぬことに巻き込まれ、大変な思いをされたが、その後力強く良く生き抜かれた。その武勇伝は有名である。そして、とても面倒見の良い方で、私もお世話になったり、いろいろ学んだりした。

 そのAさんが、思わぬ病気にかかった。私がお見舞いに行くと、どちらが病人かと思えるほど、元気に、そして楽しく接していただいた。だが、かなり身体の状態は悪いようだった。しかし、Aさんは、その中でも生き甲斐を持ち、何か幸福感に満ちているようであった。

 最近、Aさんのことを思い出す。世の中で忌み嫌われる死とか病とか、経済的不遇。別離・・・そんな中でも、淡々と力強く生きている人がいる。通常は嵐のような環境に置かれれば、こころも不幸になると考えがちだが、人の心は不思議なもので、そんな中でも明るく生きている人がいるのである。

 生き甲斐の心理学でいうと、その方のものごとの解釈の仕方で、外は暴風雨でも内側には、暖かい暖炉での団欒があるようなものである。

 外側の暴風雨に心を奪われるのではなく、内側の幸福を作るにはどうするか。宗教や哲学の領域も大切だろう。こころの仕組みを理解し、コントロールする、こころの領域も大切だろう。

体験の解釈を変えると世界が変わる 12/15

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