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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

歴史の解釈と自分史の解釈 ( 古代史の錯乱からの統合 6/10)

2017-07-02 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 歴史が好きになったのは、おそらく高校生くらいだったと思う。これも歴史の先生の影響かと思うが、歴史の機微を楽しむというか、単なる歴史の事象をいろいろ解釈する楽しさを覚えたようである。ただ、私の高校生活では学生運動が盛んなこともあり、授業は中世から江戸時代くらいで授業が終わったようで(学校の封鎖などで)、歴史好きの私は、それゆえに古代偏重の傾向が今におよんでいるようだ(笑)。

 そして、歴史の楽しみは、自分なりに当時を妄想し、自分なりの解釈を楽しむということにつきるようだ。天智天皇は持統天皇は・・・称徳天皇はどんな思考・感情・行動を志向していたのだろうか。道鏡は変な僧だったのだろうか・・・、いろいろな人の本を読んだり、歌などの一時情報を味わう。そうすると、世の中の教科書的な通説はだいたい違うように感じてくる。評価が低い人の中にも歴史を前向きに動かしたかなと思われる人がでてくる。他人の意見を丸呑みにするのではなく、自分で考える楽しさがある。

 さて、自分の問題にうつる。自分史というのは不思議なものだ。自分の大切な歴史であるが、意外にも自分がその解釈を点検し解釈をし直すということが少ないように感じる。ある事件があったとすると、その事件の当時の自分の判断・解釈がずっとそのまま凍結するようで、思考・解釈の停止が多々あり自分を変に歪めていく。そして、それが無意識の世界にまでも影響を与えてしまい。自分を変に形成したりする。それを破り、本来の自分の本性を見据えるノウハウの一つは、生き甲斐の心理学かなと思う。ただ、時間がかかる作業であり、良き師良き友が必要だ。

 まあ、歴史でも自分史でもそうだが、生身の自分の頭で考えることが大事だと思う。

 古代史の錯乱からの統合 6/10

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