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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

青春時代と高校紛争の時代 (時代 6/10)

2017-07-17 | 第三章「無意識の世界」

 最近、学生時代の友人に会ったりする機会が増えて、当時の時代を考えることが多くなった。その影響か、最近は時々学園紛争や高校紛争のことを思い出す。

 時代の中の特長的な事件や出来事でも、例えば3.11は東京に住む私でも影響は無縁ではなかったが、同じ東北の人といっても、その被害や被害者の内的影響はずいぶん違うように感じた。。さて、私の場合の高校紛争を中心とした高校生の体験はどうだっただろう。エリクソンの性格形成モデルで考えると、忠誠心・アイデンティティ・自己混乱感の時期(13-22歳)に、体験を受けたこともあるのか、自己混乱感を直撃したように思う。

 同時代の世代の当時を扱った小説を読むとある小説家は愛・親密性・孤立感の問題も大きく扱っていたりし、あれっと思ったりした。また、今から考えると、疑惑感・恥辱感・恨みのようなもの、罪悪感のようなもの、まだ未熟だなと感じる部分・・・いろいろなネガティブな感情も自分の中にあったように思う。しかし、高校2年の時に感じた地獄のような自己混乱感は、人生最大の思い出したくもない経験だったように思う。大学生になって、カフカを知ったが毒虫になったザムザのようだった。

 時代はその後、三島由紀夫事件、あさま山荘事件などを契機に大きく変わり、そして東西冷戦の時代の終結でさらに変わる。そして、当時の雰囲気は今ではまったくなくなったように感じられる。ただ、最近の日本だけでなく世界の大きな変動の中で、当時の時代の何かが必要なのかもしれない。

 個人的には、忠誠心・アイデンティティ・自己混乱感の学生時代の積み残しの問題は、40歳台でカトリックの信仰をもつことで解決したように感じているが、最近、同時代の小説家の本などを読んだりすると、青年時代の影がいろいろ見えて来るだけでなく、当時は感じられなかった光の部分に気が付いたりする。青春時代の光と影を生き甲斐の心理学で学ぶことは、これからの人生にも役にたつと思う。さらに、魂の宗教的な領域も実に気になる。

 因みに、初めの写真は青森県の小牧野遺跡。この遺跡は高校生のサークル活動で発見されたとも聞いた。そんな高校生時代も実に素敵だ!

時代 6/10

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