自分の人生を考えると、何であの時あのような行動をとったのか?と不思議に思うことがあったりする。Aという方向を選びやっと手に入れられるチャンスだったのに、全くちがうBという選択をしてしまう。
普通だと、何か魔が差したなどというところで終わってしまうが、生き甲斐の心理学を学んでいくと、やはりなと思うことが多い。それは、よく考えてみると自分でも気づきにくい、自分の傾向と言ったら良いのだろうか。意識的にはAを目指すが、無意識的にはAを避けBを目指すといったような、こころの奥の不思議な傾向が原因だ。
私の場合は、こうした不思議な傾向は、母方の祖父母に由来するように考えている。生粋の江戸っ子の祖父に対して、生粋の京女の祖母。家庭内異文化を絵にかいたような世界が背景にあったようだ。
聖武天皇や孝謙天皇のことを考えると、母方の血筋、宮子の謎を考えてしまう。心の中に大きな不統合の部分を抱えているように感じてしまうのだ。しかし、それが悪いかどうかと言われると、何とも言えない。その不統合が個性であり、それ故得難い歴史での役割を担ったりする。まずは、自分の傾向と渇望を認めることなのだろう。
古代史の錯乱からの統合 8/10
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森 裕行 | |
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