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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

錯乱から統御感にスイッチ・・・縄文小説の解釈が変わると明るい世界が開ける(新鮮な生育史 10/10)

2019-07-12 | 第三章「無意識の世界」

 自分の生育史を大事にすることは、後ろ向きに見えるが実は未来への大いなる糧なのだと思う。そして、探しても見えなかった自己実現への道(人は考えたような人になる。求めよ、さらば開かれん)が思わぬ方向から近づいてくる。参議院選挙の政権放送やYouTubeを見ていると、卑下でも傲慢でもなく等身大に生きる候補者はパワーが違う。そうしたパワーは自分の生育史を大事にすることから始まっているのでは無いかと推測している。

とはいえ、自分の幼い頃からの長い生育史(長期生育史と呼ぼう)、あるいは最近のまだ自分の評価も定まっていないような生育史(短期生育史と呼ぼう)でも、受け入れられる明るい面もあるが、未解決な嫌な気持ちになる部分も多い。そして、それらは不思議なもので、日常の中にタイミング良くひょっこり顔を出し、まとわりついてくるようだ。

それは、恐らく今を生きる上で非常に大事な課題のようでもある、逃げないで真面目に対応するのが良い結果を生むようだ。ひょっこり顔を出す感情は、錯乱、ウツ、身体症状、怒り、不安という代表的なストレス曲線だが、解決のポイントは長期生育史でも短期生育史でも、ストレスとなっている原因を自分の理想と現実という観点で再検討し、事実は変わらないにしろ解釈を変えることでギャップ(理想と現実)を解消することが大事だ。

そして、自分で振り返ってみて分かることだが、不安が平安感に、怒りが友好的感情になったり、ウツが幸福感に、さらに錯乱が統御感になったりすることが起こる。このあたりの感情の経験は皆さんもあると思うが、私もそうだったが、そんな感情の世界の法則を教えてくれる人は少ない。感情の法則は自分の経験で裏打ちすると、錯乱やウツにぶつかっても、さほど恐ろしいことではなくなるものだ。

さて、今日は私のことで恐縮だが、縄文時代の小説を書くことによるストレスの事例がこのお話に当てはまるかなと思い書いてみることにした。

10年前には自分が小説を書くとか、縄文時代に関心を持つとかは考えもしなかった。生き甲斐の心理学を世に普及するためのNPOに所属し、NPOの理事長でもあるU先生の影響から日本の歴史(古代)に関心がある程度だった。それが、今は大切な前期高齢者の時間を削って(笑)縄文時代の次の小説を書こうとしている。生き甲斐の心理学の学徒か縄文時代の研究や小説書きという、傍目には違う世界なのだが、自分では何か繋がりを感じていた。しかし、その繋がりは漠としてうまく言語化することができなかった。しかし、最近になり、縄文小説の次作に挑戦していることもあり、なんで私が縄文時代の小説を書くかという自問自答が始まったようだ。。

これは、16年前に外資系会社を辞めて、生き甲斐の心理学と福祉の世界に入った時に似ている。時に感じる、錯乱感。自己混乱感といっても良いかもしれない。処方箋は心理学の世界ではあるが理論的なアイデンティティの確立なのだった。

縄文時代の小説を書いていますと人に言うと、既に私の小説を読んだりされ肯定的に理解していただいている方は良いが、イメージ出来ない方、あるいは怪しげなファンタジーやSFまがいのイメージを描く方は、露骨に嫌な顔をしないまでも、不信感を持たれるようだ。そして、何で縄文時代の小説なのですか?と間接的に訊かれたり、疑問点を言われたりする。当然、自分でも回答は一応持っているが、アイデンティティが定まっていないと対応が揺らぐ。回答がうまく出来ないのは自分にとっても嫌なものだ。

 そんなある日に帰宅途上で、錯乱していて心を落ち着かせようと、本屋さんに入った。そして、あるコーナーで偶然に気になる本を2冊見つけ、普段ならしない衝動買いをしてしまった。不思議なことに、その2冊をじっくり読み終えると、自分の中の錯乱感・自己混乱感は統御感に変わった。錯乱して買ったヒョウタンから駒が!

 縄文時代の小説を書くというときに、考古学だけでなく、遺伝子科学、民俗学、様々な知識が必要になってくる。それは当然なのであるが、基本的な柱として何を考えるかが重要だ。それをU先生から学んだ比較宗教学をベースにした心理学としているのだが、自分の中で最近物足りなさを感じるようになった。それが、最新の遺伝子科学の本と、脳科学の知見のある医師が書いた本で、何か柱が見えてきたのだ。

 ただ、書いてみると、まだ混乱しているのが分かる(短期生育史なので)。また、錯乱と統御感を繰り返すかもしれない。でも、錯乱が統御感と深く関わりがあると知っているので気が軽い。

新鮮な生育史 10/10

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