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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

こころの認知機能の発達と魂や神仏 (私も貴方も大事にする世界 4/10)

2019-07-23 | 第二章「五感と体感」

   私が興味もっている5,000年前とか3,500年前の世界での人間の認知機能は現代人のそれと変わらないようだが、それ以前はどうなのだろうと最近いろいろ調べていた。200万年前のホモ・ハピルスはわたしより石器はうまく作れたようだが、死の意味や自己認識ができたかは無理だったようだ。20万年前くらいになると、埋葬の習慣があったようで、今と変わらないような思い遣りや自己認識はあったようだが、自分のこころや他者のこころをどの程度見つめることができたのだろう。芸術が生まれ、文字が生まれ、複雑な心模様を表現できるようになったのは、意外に6,000年前とか7,000年前といった時期だったのかもしれない。

 こころの認知機能が発達することで、人は死を認識したり魂(ラテン語のアニマ)や神仏を認知するようになってくる。脳の発達、文化の発達、そんな環境の中で神仏が認識されるようになり、こころの安寧を得ることができたり、逆に争いもおこったりする。

 日本列島は世界一の火山列島で危険極まりない反面、そういったところには人間にとって魅力的な石材や美しい泉があり、動植物の宝庫もある。危険と幸は背中合わせ。それは心の闇と神仏の場合も同じなのかもしれない。こころして探究する必要があるようだ。

 神仏は今の世の中では、その存在を証明できない怪しげな分野とも言われたりもするが、逆にその存在を否定することも証明出来ないでいる。人間の叡智は限りがあるので、恐らく、これから何万年たってもその状況は変わらないと思う。神仏を信じるか信じないかは昔も今も将来も個人にゆだねられのだろう。

 テレビなどを見ていると、本当に辛い話ばかりであるが、最近一つ希望をいただいた。参議院選挙でALS患者の障がい者のかた、脊髄損傷の障がい者のかたが当選されたとのこと。人間の尊厳。愛そのものの魂とでも言おうか。現憲法でも人間の尊厳は謳われていながら、障がい者当事者が一人もいない現実が変わったのだ。日本の民主主義も捨てたものではないようだ。ちなみに縄文時代はポリオを患った若い女性の遺骨が発見されていて、当時の確かな人間観を垣間見ることができる。

私も貴方も大事にする世界 4/10

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