暗い感情の例として、不安感、怒り、身体症状、ウツ、錯乱のストレス曲線を挙げることが多いが、この錯乱は今でも時々感じるが、その処方箋はどうも何かを信じることにあるようだ。その典型的な自己事例をプロローグとし、縄文中期の人々が災害などの錯乱の中で立ち直る術を描いたのが「縄文小説 森と海と月 5000年前の愛と魂」であった。
神仏を信じる・・・これは典型的なアイデンティティの統合であり、自死をはじめとする錯乱への最大の処方箋なのだと思うが、私のように現代科学の洗礼を受け、しかもデカルトのように疑うことを本領とするような人間が、何故信じることが出来たかは自分でも不思議なのである。しかし、一流の神学者・哲学者はオカルト的な非論理ではなく、納得できるような理論でそれを導いてくれている。U先生から昔教えていただいた本の一つに(「神のめぐみとは」J・ドージャ著 野口秀吉訳 カトリック全書23 1960年)がある。古い本であるが、魂や聖霊の存在に不安になったときに読むと、そのたびに新しい発見をし、背筋が伸びて開放される。
それから、難しいロジックの世界ではないものの、神仏の存在を間接的に実感させてくれる自然に五感・体感をとおして触れたり、本物の真善美に関わる芸術などに触れるのも大事だと思う。もちろん、小林秀雄が駅のプラットフォームから落ちて何かに気づいたように、人には大事なきっかけがあるのだと思う。
私も貴方も大事にする世界 6/10
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森 裕行 | |
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