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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

冷血な人の泣きどころ‥今も縄文時代も防衛機制は大事 (4/10 感情と付き合う)

2022-04-05 | 第四章「愛とゆるし」

某国のウクライナ侵攻を指揮する人、10000年間以上戦争の道具を作らなかったとされる縄文人。何が違うのだろうか?それを考えると100年以上前にフロイトが発見したといわれる心の防衛機制が浮かんでくる。

U先生の「生き甲斐の心理学」には14の防衛機制が紹介されているが、その中の知性化という防衛機制。現代人が好む防衛機制の一つだと思うが、一見理論的で説得力がありなかなかだと思うが、テキストにも指摘されているが、不思議な弱点がある。

知性化ばかりしていると、人から信頼されないという現象がでてくる。知性化は生の感情の表出を恐れるという特徴がある、感情抑制をベースにした防衛機制なのだろう。そして細かいところでは論理的で正しいのかもしれないが、大きなところで間違えやすい。

人の秘密などの人権にかかわるところとか、共通善というのだろうかその社会で皆に共有されているような善を簡単に潜り抜けてしまうところだ。知性化を多用する人は優秀で組織のトップに向かう人も多いだろう。しかし、どこかで大きな間違いをしたり、人の信用を失ったりする。これは、特殊な人のことではなく自戒をこめて思う。

前回のブログでも述べたが、現代はある種の感情把握の鈍化で利便性をもたらした世界なのだと思う。もう一度感情の意味を再認識し、少なくとも一日のうち何回かは自分の生の感情を把握することを習慣づけたほうが良いのではないだろうか。そして、その感情の意味を考えた上で知性化をはじめ同一化、補償、昇華などを駆使すればよい。

自分の感情の把握は生命体として最高のレーダーではないだろうか。巨悪を避けてくれるのは当然なのだろう。

4/10 感情と付き合う

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