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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

XXX禍の時、救いは思考か感情か行動か?(9/10 宝の幸福曲線)

2021-10-06 | 第八章「魂と聖霊」

世の中が大きく変わるときがある。このコロナ禍もそうだと思うが、長い人生を考えると他にもあると言う人も何人もいらっしゃると思う。人それぞれの独自の「XXX禍」ということなのだろう。

今まで日の当たっていたAが突如日陰に入り、人知れず息づいていたBが脚光を浴びる。そんな中で生き抜くのは大変だ。仕事が立ちゆかなくなる危機。確かだと頼っていた何かが音もなく崩れる。そんなときに何故生き抜くことができたか。そんな視点で振り返るのも面白い。

「生き甲斐の心理学」では思考・感情・行動と大きくくくって考えることがある。

私は宗教・哲学によって救われたという方もいらっしゃるだろう。わたしもあの経験がそうだったかなあと思う事もある。

私はあのときにAによって温かい気持ち・感情を取り戻したと言う人もいるだろう。私は青春時代のことを思い出す。当時は思考・哲学が重視された時代だったが、深夜放送とか、ちょっとした友との会話によるほんわか気分で救われている。

私はあのときにあのことをしたから救われたということもあろう。あの旅がきっかけだったということもある。長くなじんできたBを辞めたから助かったということも。Cに飛び込んだということも。サイコロをふるような行動がもたらす不思議。

渦中にいると分からないが、10年とか20年とか経ってから振り返るとあの思考、あの感情、あの行動で救われたと俯瞰できる時が来る。すると自分を越えた何かを感じ、ありがたいなあと何となく思う。

思考・感情・行動とくくってみたが、そうした活動の源泉を思うと、真善美を思い出す。きっと繋がっているのだろう。逆にいうと真善美がら隔絶した思考・感情・行動は救いにならないようだ。

9/10 宝の幸福曲線

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