イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

変な自分に出会う・・・

2008-12-16 | 第二章「五感と体感」

 神社仏閣に行くと、狛犬に出会うことが多い。もともと西欧のライオン像が東周りで伝わり、ライオンを見たことのない人が像にしたため、いつの間にか想像上の狛犬なるものになったという説もあるようだ。

 大国魂神社の狛犬は、怖いほど迫力がある。でもライオンとは思えない。

 さて、自分の中のステレオタイプ(自分の体感・五感を伴った智恵からではなく、借り物の思考や行動を、諸般の事情から無条件に?演じることと考えてみる)を考察していくと、自分の中の変な自分に気が付く。「あわてものの自分」。「きまじめな自分」・・・これは、どうも自分が居る環境との関わりで生じるセルフイメージと関係しているようだ。

 仕事で役割を担うとき、苦手な人と会話をするとき、家庭での立場・・・いろいろあるが、時にライオンが狛犬になるように、変な自分になるように感じる。

 生まれながら与えられた個性の美を認め育ててくれる人は、どれだけいるのだろうか?自分も他人の個性の美を大切にして、どれだけ育てようとしたか?

 ステレオタイプに裁いたりしないで、優しく育むこと。この世にあっては意外と難しいことだと、最近つくづく思う。

<ステレオタイプ3/4>

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