田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

モノトーンで迎える正月 これまた楽しからずや

2008年01月01日 | 日記
1月1日(火)雪 初日の出・・・ 雪 冷たい風 午後はズーと細かい雪

初春のお慶びを申し上げます。
山裾から発信するブログも二度目の正月を迎えることが出来ました。
当初は備忘録の延長との思いから、誤字脱字・言葉の不都合な言い回しを
少しでも解消することへの想いから・・・
皆様を捲き込む身勝手さをお許しいただき、
この先末永くお付き合いくださるようお願い申し上げます

元旦とはいえどっさりと届く新聞の束といつものトーストとは違う朝飯が出るくらいの変化なのだろうか。
自ら新年を迎える心構えを整え、注連縄に魂を注いで張ることもせず
雪が舞う色のない景色をボーット眺めながら真剣に想いを馳せていると、
集落の新年会に出かける時間になっていた。

集落の新年会は酒・焼酎・ビール・酎ハイウーロンティー等々は
集会所の予算で整え振る舞うが、肴はそれぞれが持ち寄るのだ。
重箱に綺麗に並べられたお節をちまちま自分で摘みながら酒を酌み交わすのだ。

俺がこの集落に移り住んで初めての正月の時に、新年会へ呼ばれ
「料理は各自持ってくること」と云うことだった。
その意味を理解できないまま、四五人分の一品料理を大皿に盛って出かけた。
隣を見るとどうやら違うらしい・・・・
皆自分でもてきた物をここそと摘んでいるのだ????
東京などでは持ち寄りで色々な人や家庭の味が愉しめるパーティーが
楽しかったことを思ったが、所変われば・・・・・

今ではすっかりと馴染み俺もMが詰めてくれた京都土産の
豆菓子でも入っていたような小さな二段の重箱風のものを手に提げて出かけた。
しかし、おれはほんの少し前に朝飯を食べたのだから・・・・・
弁当用の風呂敷に包んだ結び目を解く気もなくただただお茶をすすってて過ごした。
酒を嗜まないと云うことは、このような場所ではドウしようもないのだ・・・・

何とか馬鹿話をしながらも90分を過ぎたところで
ボツボツ出ていく人があり、やがてそれにつられて女性陣も
さっさと引き上げていく。
これ幸いとばかり・・・グラスや湯飲み皿などを片付けはじめる。
しかし、こよなく酒を好む大老や笊とも思える輩はしっかりと
テーブルを囲み和気藹々正月を楽しむ風景を眺めることができる。

年初めの宴会故、暴れたり暴言を吐く者もおらず
平和に明けていく元旦が過ぎてゆく・・・
片付けを終えて集落にある神社を訪ねると人っ子一人いない
静かな正月を迎えている。
役員がしっかりと幕を張り巡らせて新春の設えを整えたのだろう。
コメント (2)
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