田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

極寒の一日 身体のモノトーンに染まったようだ

2008年01月13日 | 日記
1月13日(日) 晴れ 陽の光の強さはないが晴れていた 寒い一日

いつもよりゆっくりと起きだしたが、体がだるい。
昨晩は片付けを終えて床に就いたのは日にちが代わってから2時間を超していたと思う。
晴れているが陽射しは弱い、しかし、雪の反射で家の中には明るさが届いている。
いつもは影を見ないような天井に梁の影がうっすらと見える。
遅めに起きだしたにもかかわらず、氷柱がまだ残っていた。

昼から出かけなければならないので、昨晩使った普段使わない椅子を2階に戻したり、食器を箱に収め地下の倉庫へ移した。
朝飯と昼飯を合わせた中間の時間に食事をしてから、出かける支度を済ませて頃には氷柱も溶け出している。
屋根先から下がる氷柱が溶け下の雨水舛に流れ落ちるときに水音の音が水琴窟のような響きをだす。
外では聞こえないのだが、小さな響きが軒に反射して増幅されそれが家の中で響くのだ・・・・・
リズムと音程が微妙に変化する自然が発する音の世界だろうか。


1時から中山道芦田宿にある町の施設「ふるさと交流館・芦田宿」で長野県信濃美術館の移動展示会が開かれる。
これは今日から開催で、監視係のボランティアをすることになっている。
午後の1時から5時までがお役目だが・・・・・
会場に着き美術館担当者のWさんから仕事の説明を受ける。
初日だから沢山の方が見に来られると思っていたが午前中はサッパリだったようだ。
雪のせいかもしれないが・・・・しかし、午後には30人以上の方が訪れそれぞれ関心のある物の前で立ち止まったり繰り返し戻ってきたりで身近に感じてくれたと思う。
小学生くらいのお孫さんを連れた女性がひとつずつ絵の前で詳しく説明しているのが印象的だった。
俺自身も著名の絵の前でゆっくりと何度も見方を変えて見ることが出来たのがうれしい。
会場の写真は撮れないが・・・、同時に木でできた組合せおもちゃのような作品が展示されていて子どもも大人も自由にいじることが出来るという楽しい作品があった。
これは貸出もしてくれると言うので、「コメッこ学習会」などに活用すると良いと思った。

閉館は5時だが、チケットの販売や小物販売の集計に時間が取られ、外に出たときには暗くなっていた。
中でも寒かったが、外に出ると極寒というか最高の寒さではなかろうか。
家に帰っても体が冷たくなっていて仕方なく直ぐに風呂を湧かしてどっぷりと浸かった。

夜は食事の後に明日のどんど焼きの繭玉作りをした。

先ずは色を付けない米分だけの粉を練って小さな玉を作った、これは後に蒸して形を整え柳の枝に付ける。

柳の枝は集落の山仕事をしている爺様が各家分の枝を採ってきてくれた。
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モノトーンの世界も賑やかに過ごす

2008年01月13日 | 日記
1月12日(土)雨 昼から雪 夜には止む 10cm位の積雪

激しい雨が昨日から続いているが・・・・・・
この時期に雨とは悲しい、本来は雪が降るべきでそれも30cmくらい降ってくれると美しい世界を見ることが出来る。
こんな好き勝手なことを言っては申し訳なく、仕事をしている人にはコマリモノの雪なのだろう。

外は雨だが家の中は朝から慌ただしくMが動き回り、それに平行して様々な指示が飛んでくる。
のんびりとこなしていく俺を見ているとなにもしていないように見えるのだろうか??
昼飯も簡単に済ませ本格的に始動しようとすると外は雪に変わっている。
激しい雨がそのまま雪になったために重い水分を含んでいるような雪で、垂直に降っている。
この地域の雪はいろいろな方向から雪がフワフワとしながら積もっていくのが普通で今日のような雪は直ぐに溶けてしまう。
雪の上を歩くとギュッギュッとなんとも心を躍らせる音が出るのだ。
この音に誘われて信州に移り住んだようなもので、福井や新潟の雪ではこのようにはいかない。
夕方には雲も明るくなりやがて雪が止んだ。
北の窓から裏山の姿を見ると美事なモノトーンの世界を作り出している。

6時からは友人たちが来ることになっており、俺たちが移り住んだときにお世話になった人たちで毎年集まり会話が弾む。
彼らのお陰で町の生活に馴染み積極てきに参加する喜びを感じるようになった。
盛り上がりに盛り上がった会も皆さんの持ち寄りの手料理を食べ尽くし散会となったのは日にちが代わってからだった。
来年も楽しい集まりが出来ることを祈ろう
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