田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

健康講座聴講で夜更かし??ケンコー?

2008年01月10日 | 日記
1月10日(木)晴れ 霧が濃くなる 午後は陽射しが戻る

早めに起きたが朝陽が立ち上ると間髪を入れずに霧が発生する。
下の田圃の東側から発生した霧は風に乗り山襞を登り、やがて全体を覆い集落の住宅も見えなくなる。
朝飯を終える頃には極手前の樹木すら見えなくなってしまった。
午前中は環境に関する新しい資料を調べたり、森林と人の生活の潤いが如何に大変かを知る。
立科町は観光と農業が主たる産業となっているが、どちらにも大切な水は蓼科山の涌水や伏流水が全ての生活の糧となっている。
しかし、山から里へ流れる幾筋の小さな流れも勾配が急なためそれに近代には背を向けてしまったようだ。
嘗ては里では生活用水を川に求め洗顔から炊事洗濯までをこなしていたが、農業の近代化と共に護岸や川底をコンクリートで固めた三面張りと称する水路と化してしまったのだ。
これにより生活とはまったく切り離されると同時に水道にたよる生活に代わってしまった。
川としての自然な護岸をに戻すことが必要と思うが・・・・・
到底無理な算段だと思うと残念でならない。

午後は軽トラにスタッドレスを入れに東御市のインター近くまで行った。

町内でタイヤの値段を聞くと5万数千円だったが、昨日Mと行ったスタンドで聞くと2万数千円だった。
また、ガソリンも1リットル159円に対して147円と各段の差がある。
10数キロ20分掛けて行っても安い方に行くだろう。
またガソリンスタンドの事務所(店)も比べてはいけないが大きく違うのだった。

全てが格差で片付けてしまっては困るが、文房具にしても町内の文具店で注文すると、インターネットで買うよりも単品で送料を含めても倍近く高く、日数も長いのは何故だろうか?
家に戻るとMが今日は赤米をいれて炊くと言って準備をしていた。

これは町内のYIさんが丹誠込めて栽培している古代米の一種類で大変貴重な代物なのだ。
http://www2.odn.ne.jp/kawanabe-noenn/sub1-6.htm
夕飯になって炊いた米を見ると薄いピンクに染まった白米に赤米の粒が見えている。
この赤米も精米を強くすると白米と代わらなくなると言う。
白米5合に対して上の写真全てを入れて炊いた。

しっかりと噛みしめてゆっくり食事をすることが健康でメタポを防ぐ効果が在るという。
この教えは今週の月曜日から蓼科ケーブルヴィジョンで放映している『ライフサイエンス研究会の「体や心のしくみ勉強会』信州大学医学部長大橋俊夫教授に依る講座で昨年7月に録画をしたようだ。
難しい話を優しい言葉で表現し、大人の受講者を学生と同じように語りかける緩急自在の授業を画面に引きつけられる90分が楽しい。

この講座を聴くと身体の底から活力が湧いてくるように感じる。
ありがたい話だ。

コメント (1)
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