田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

花には棘が 可憐さには毒が・・・ 

2008年05月09日 | 日記
5月9日(金) 晴 雲は広がっているが晴 夕方から風は冷たくなる

朝日が昇りはじめてからのこのこと起き出す。
起き抜けにメールの整理をして玄関に新聞を取りに行くと見慣れない花が活けてある。
緑の花瓶に無造作に投げ入れたように見えるが・・・・
借景に“ホットステイ & 環境ウオーク”の緑の帽子をいれてパチリ

朝飯を済ませてから外に出て花の咲いている状況把握することにした。
つい最近まで太陽光発電の東側の土手で黒タネを光らせていたが既に咲いているのだろうか?

純白な清楚な花を見せながらもタネをまだシッカリと抱えているのだ。
兼明親王(かねあきしんのう)の歌にもあるような八重咲きの山吹とは大違い・・・
沢山の実を付け笠のように広げた枝一杯に白い花を咲かせている白花山吹が山裾に似合う。
この花の直ぐ上に「私は高貴」と言わんばかりに咲き誇るのは、斜面の崩れるのを防ぐために植えた・・・・
名前は忘れたがこんなに立派に咲き誇ると思わなかった。

これより下の段に植えられたタラの木、6本植えた中で1本だけが残ったのだ。
集落のKSさんが山から採ってきてくれたものだ。
しかし、山菜の王様と言われるから外から狙われるのは承知のこと。
こ木自身も其れを知っているかのようにシッカリと棘で防備しているのが頼もしい。

下の庭まで一気に下ってから螺旋状の階段を上がると左側にゆっくりと風に揺られながら優雅に咲いているのが「アマ」
どのような字を書くのかは知らないが優雅で気品のある花だ。
しかし、一日花なのだ!!
朝に優雅で気品のある表情を見せてくれるが夕方には哀れな悲しみさえ覚える程の寂しさを漂わせている。
美人薄命を絵に描いたような花なのだ。

更に階段を進み右側に見たのは“スズラン”これとて可憐な花だが猛毒を持っていると聞くが・・・・
美しさが有るもには棘があり可憐なものには毒がある・・・・

そんなことをつぶやいているとMが出かけるという。
早く仕度を・・・珍しくと言うか“ハ~ルカブリ”になるだろう。
車の中で何処へ行くのかと聞くと上田だと言う。
何年も言っていないような記がするが・・・食事で花が咲けば棘が・・・チイト心配でもあるが
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする