田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

モズ・あやめ・ヤブイチゲ 今日の一日

2008年05月22日 | 日記
5月22日(木) 快晴 なんとなくスカッとしない白い青空 暖かい

朝飯を摂っていると間近の梅の木にモズの母子が来ている。
母親はスッキリとした体型に目の上のラインも♂ほど濃くなくサッパリしている。
子どもと言っても雛ではなく幼鳥で既に巣離れはしている。
窓を開けるわけにはいかないためになんとなくピントが甘いが勘弁して欲しい。

このモズはこの山裾の先端部分をテリトリーにしている3代目?3年続いている。
厳寒期はあまり姿を見ないが其れいがいの季節はちょくちょく顔を見せている。

猛禽類とは云っても幼子の瞳は可愛いものだ。
光の奧で何を観察しているのだろうか?
今日の農作業で梅の木や桜の木、ナナカマドは消毒をする予定だったが、
彼らを見ては消毒を刷るわけにはいかない。

巣立ってまだ日は浅いだろうが羽繕いの仕草は堂に入った物だ。
まだ尾羽は短く嘴も黄色いが猛禽類の特徴はシッカリとしている。

ナナカマドの木にも虫が付いているので完璧に捕食してくれるとありがたいが・・・
口移しで餌を与える仕草と少しでも身体を動かせと、あまり近寄らない親の姿勢は人も見習うべきだろう。

一頻りバードウオッチングにかまけて朝飯をホッタラカシにしてしまった。

片づけてからは直ぐに外へ出て、種蒔きの準備に入った。
今日の予定は「蔓なしインゲン12粒」「人参」この二種類の床を作ることにした。
庭の一番南の風知草の上に昨年移植した「アヤメ」が咲きだしている。
これはここに移り住んだときに同じ班の婆様が持って来てくれたものだ。
まだ三部咲きなので・・・雨が降ったときに風知草とアヤメを写そう。

写真を撮り始めると夢中になってしまうが、アヤメの隣に『小手毬』があり、
これも日当たりの良い所に伸びている枝だけが既に花を開いていた。

昼飯の用意ができたと声が掛かり上の方に歩いていくところで
『ヤブイチゲ』がこれも一輪だけ開いている。
2~3日すると一面が白い花で覆われるだろう。

手を洗い下野へ向かう途中に『都忘れ』が咲きだした。
これは東京から持ってきた花野で愛着が強い、春先に咲いていたが信州では少し遅れがちだ。


午後はカッコーが近くで啼くが何処にいるのか見つからない。
種蒔きの前にジャガイモやアスパラガスに虫が多いので、木酢液+酢の500倍液を作り散布した。
♂雉の巡検などおきまりの縄張り検地をしながら緊張感ある行動を示していた。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする