田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

芽吹きの音は聞こえないが 何処かで春が 生まれてる 

2011年02月05日 | 日記

2月5日(土)  なんとなく春霞 暖かさのある天気

リビングのシンビジュームがあっという間に花が開き蕾も残すところ一つだけになった。確実に春が来ているのを肌だけでなく眼でも見てとれる。そうは云っても家の中、ストーブは一日中ホンワリと暖かさを与えてくれる。

しかし、温かいのは家の中だけではなく外でもしっかりと春を感じとっているのが、生ゴミを堆肥にしているダンボールだ。いつものように被いを開けると湿り気のある空気が立ちのぼる。生ゴミだから臭いと思う人がいるが、臭いは殆どない。

中に差し込んである温度計を見ると60℃に少しだけ届かないところを示していた。本格的な春ともなればあたりまえのことだが、まだ2月のあたま ・ ・ ・ 

暖かいと云ってもまだ日陰には雪が残っている。雪が溶けて水が流れ出すと動き出すのは、集落一の元気な婆様たち。まだ地面は固まっているのに、玉ネギの苗の手入れをしてたのか、畑の脇に座り込んで辺りに響き渡る笑い声が聞こえる。

立春前は4時ともなると太陽の姿は西の山へ隠れてしまったが、今では落葉松の木々に見え隠れしながらも光を届けてくれる。一日中ボンヤリした霞が漂っていたが、これが春の所以とも云えるのだろう。

薪運びを終えてから裏山に向かったが、ここではまだ春を認めるものは雪が少なくなっていることだけだった。裏山の東斜面、フタリシズカの群生はまだ雪の下に隠れていた。

何処かで春が 生まれてる どこかで春が どこかで水が 流れ出す

そんな歌を知らないArgoとSala ただただ 春眠をむさぼるばかりだ。

 

皆さん 春を何処かで見つけましたか ・ ・ ・

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする