田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

滅私奉公と云うには楽しすぎるボランティア

2011年02月20日 | 日記

2月20日(日) 晴れ   暖かい  春は間近  心地よい一日

社会福祉協議会のある町の老人福祉センター、ここには壁に掛けてある大きな絵が何枚かある。20年以上前に描かれたと言う福祉の町・ボランティアを盛りあげようと前町長遠山氏が中心になってボランティアと共に描いたという。

この絵が表しているように様々な人が集まり、その人が出来ることから始めようというボランティア精神そのものが俺は好きだ。

今日はそんなボランティア活動発表会が午後1時30分から始まった。ボランティアセンターの名称を町民活動センターと替えて、幅広いボランティア団体が力を合わせようと云うことで、第2回のボランティア活動発表会となった。

開会宣言につづきセンター長、来賓挨拶といつものようなセレモニーも手短に終えた。

ボランティア活動発表も「立科町合唱祭実行委員会」につづき「ふるさとプロジェクト」の発表では、俺はプロジェクターの操作をしたために写真を撮ることが出来なかった。

つづいて3番目の団体は「立科町手話の会」既に26年も続いた活動をしているという。聴覚障害者を中心にそれをサポートするボランティアと共に、活動している。

日常の挨拶にはじまり、音が聞こえない世界とはどう言うものか?など、手話だけで表されたものが、桃太郎の歌だったことが解説で判った。次には日常のドアチャイムや電話(FAX)などを知らせを光で表すと云う。また、俺は知らなかったが、聴覚障害者が車の運転免許を取ることができて、そのための表示があると云う。蝶を耳に見立てたマーク初めて知ったのだが、今の運転免許講習では周知させているのだろう。

 

 後半はワークショップとなり、6~7人のグループにはコーヒーやお茶が用意され和気藹々フリートークで始まった。6つの班に分かれてのトークは“ボランティアってなぁに”が課題とされているが、各班全員がにこやかに話をしている姿に熱いものを感じた。

45分間で班ごとに話合ったことをまとめ、発表するのも楽しそうにそれぞれユニークな意見がでたようだ。

 

 どの班もオランティアが苦しんではいけない。楽しくやろうと云う言葉に救われた。しかし、後継者の問題、イザとなれば高校生や若い社会人もボランティア活動に駆けつけてくれるのだろうが、日常の平穏に暮らしている中で小さなボランティアを積み重ねる大切が訴えられていた。

 各班の発表が終わり総括の後には全員で「明日があるさ」の歌をうたった。歌詞は自分たちに合ったものに替えてあるので、全員で大きな声で合わせる心地良さに嬉しさが満ちてた。

このところいろいろなイベントに関わり、その準備に心を亡くしていたのだが ・ ・ ・ 

自分の居場所、楽しみながらのボランティアだから滅私奉公は棚上げとしよう。 

 

コメント (2)
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