7月13日(土) 曇り 雲からは雨がこぼれ落ちるが 蒸し暑さ
このところの猛暑 高原という名がついた町でもかつてないほどの熱波に朝から覆われている。しかし、都会のコンクリートジャングルから比べれば緑が多く、地面のほとんどは草の生える土のままだ。更に我が家の周辺は草刈りを怠っているために草の緑も色濃く、膝下の丈まで繁茂している。
この草刈りを為ないという言い訳がましいが ・ ・ ・ だからケケが花を開いてくれた。 ケケとは山裾周辺で云うノカンゾウを称しているが、この花は少し形がおかしく八重咲きのようだ。春先には芹がびっしりを生える山の絞り水が流れる水路、しかし、この暑さで僅かに溝のそこを光らす程度な水では芹よりも草の方が居心地がよさそうだ。草刈りを為なければ毎年このような夏の花が姿を見せてくれる。
早朝から草刈り機の爆音で目を覚ましたが、窓を開けてみると涼しい風が入ってくる。これでは朝の田んぼの見回りも草刈機を使いたくなるだろう。俺も ・ ・ ・ と一瞬、人様のエンジン音につられてその気になるのだが、直ぐに次の予定が脳裏を過ぎる。
明日のイベント「宇山堰探訪」の打ち合わせなど携帯で済ませ、次には大型観光バスが入れない道6kmを高齢者を歩かせるには忍びないので、ワンボックス車を同伴することで解決ができた。予算も当初の中でクリアできると云う。地域のイベントを集落をまたいで役員が連携することに力強さを感じる。
昼前には友人M氏のPCストレスの解消に向かった。PCのストレスは誰にでもあることながら、新しいパソコンはソフトという表現がアプリに変えられたり、操作が簡略化されたことが、却って前のやり方ができなくなるなど ・ ・ ・ 機械を作る人と使う人の違いがストレスに現れるのだ。何はともあれ彼の所望する写真編集picture managerを以前のバージョンに変える作業を終えてホッとした。
ほっとすると云えば、我が家を取り巻く草だらけの中で、ひときわ目立つ紫の花、キキョウの清々しさは朝の涼しさを思わせる。また北側の日の当たらないところでは五色ドクダミが僅かに葉の縁だけに紅を見せて花を開いていた。太陽の光が当たるとろにでれば、名を体で表す如く、緑と赤と黄色を色濃く見せる。