7月23日(火) 晴れ 涼しい朝 午後からの張り出した雲に 雨を願う
小さなポットに蒔かれたバジルが発芽して既に3週間くらい経っているだろか?畑に定植をしてやることが遅れている。これもできない理由が直ぐに口からでて手足を動かし行動に移すことを遅らせていた。
今朝は口が開く前に畑仕事の身支度を整え、周りの草刈りから初めて、バジルを植える畝に段ボールで作った生ゴミ堆肥を薄く蒔き、小型の耕耘機でかき回した。昨日の雨で畑には十分な湿り気があり、植え時は? イマデショウ~ と聞こえたような気がする。20株のバジルを植えるだけでは身支度がもったいないと、草刈り機のエンジンを響かせた汗をかいた。
字で書いているとスムーズに作業が進むのだが、実際の作業はこうは行かない。畝を作るには繁茂している草を刈り取り、カンリキの刃を逆回転させて草の根を絡とる。これが結構大変なのだが、それ以上に俺の作業にちゃちゃを入れてくるのが困る。トンボだ!!今年になって初めてマジマジと見た。図鑑を見るとハラビロトンボとあり、平地では5月ころから姿を見せるようだ ・ ・ ・ 確かに羽の付け根から下は扁平な胴体をしている。次にはアキアカネだろうか?まだ赤とんぼの仲間だとは思えない色つやをしているが、尻を高く上げて縄張りの意思表示をしているようだ。
トンボを見るとまだ盛夏となる前のなのに秋を感じてしまう。俺の世代ではトンボは秋、イチゴは初夏と決められたように思っているが、イチゴは冬、トンボは春から姿を見せる時代に変わっているようだ。時代の変化で今年は特に蜂が少ないと云う。確かに我が家のラベンダーに来る蜂は少ない。花も咲き始めているのに、いつもならクマバチが集団でくるが、ことしは数えるほど、しかも、同時に3頭以上を見たことがない。
何事も自然の流れに任せるのが良いと思っていたがそれを実証してくれた花がある。家人Mが、毎年のように大切に種をとり次の春に蒔いていた赤い星のような花。昨秋、彼女は骨折をしたために、この手の花たちは外のプランターにほったらかしにされた。しかし、赤い花は芽をだし緑の涼しげな葉を広げながら蔓を伸ばして赤い花を開きだした。
この花の名を忘れたが、そっと野におけ ・ ・ ・ とでもいうのだろか