田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

タニシ ドジョウ イモリ 子どもたちの田んぼの生きもの調査

2013年07月29日 | 日記

7月28日(日)  晴れ   風の涼しさ 午後には雨

夜半の雨音に少々寝不足気味 早朝からの「町を美しくする日」恒例の草刈りを済ませ、一息ついたつころで、地区の農地水保全会が主催する「田んぼの生きも調査」に出向いた。

8時30分定刻には参加する小学生とお父さんお母さんが勢揃い、近くの調査をする田んぼに流入する水路まで歩いた。近頃は子どもが田んぼの中を歩いている姿は珍しいと近所からも顔をだしてくる。調査の指導は(株)信濃公害研究所 宮沢 誠氏 挨拶では生き物大切なことを、子どもたちに難しいことをやさしい言葉で説明するその巧みさに聞き惚れた。 

タモとトレーを渡し調査の仕方の説明と注意事項が終わると、直ぐに子どもたちは田んぼの脇に流れる水路に散った。田んぼは今、水を干す時期となっているので湧き水が豊富な水路を中心にタモを探る。直ぐにあちこちで歓声があがり、それまで静かだった田んぼの空気が一変する。タモですくい上げた生き物を丸いバットに入れてセンセ~と云う声とともに駆け寄って、珍しいもの見っけた!! 斜面を駆け登って来る。

 宮沢先生が「これはレッドデーターブックに載る大切な生き物だ ・ ・ ・ 」と 詳しい説明よりも生き物の大切さを説く言葉に子どもたちも首を振って頷く姿がうれしい。子どもたちの集めた生き物を一つひとつ皆が手に持っている図鑑を見ながら説明していく。一時間の生き物集めもあっという間に終わり、集まった生き物を一つ筒観察用の容器に入れて説明する。田んぼ防風林が具合良く木陰を作ってくれた涼しさのなか、一日の作業を終えた。

 

生き物を田んぼに返し片付けを終えてから集会所に向けて皆で歩く。農村環境保全事業としても楽しみながらイベントを終えたことに感謝したい。

コメント (2)
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